サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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 宿駅制度が制定されてちょうど400年。静岡県ではそれを記念してことし月から2月までの年間、東海道400年祭を開催します。江戸時代から多くの人々が行き交い、東西文化の交流地点となった東海道の持つ歴史・文化を生かし、皆が主役の21世紀に輝く自慢できる町づくりをすすめるイベントです。
 今回の特集「風は東から」ではシンボルイベントの一つ、3月に三島市の中心街で行われる「東海道大宿場まつり」にスポットをあて、そこで行われる様々なイベントを紹介します。

風は東から
 
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諸国諸州が集う「大宿場」が三島に蘇る!

東海道大宿場まつり
東海道大宿場まつり


  “創論”“提言”
「賑わいの『大宿場』・三島へようこそ」

峰田 武(みねた たけし)さん
峰田 武(みねた たけし)さん

東海道四〇〇年祭 三島市推進連絡会会長、三島商工会議所会頭
峰田 武(みねた たけし)さん


 東海道に宿駅制度が制定されて四百年、三島宿は江戸日本橋から数えて十一番目、かつて五大宿場の一つとして、また天下の険と謳われた箱根路を往来する旅人の疲れを癒す宿場として大いに栄えました。下田街道と甲州路の起点でもあったことから「四辻文化」が生まれるなど優れた東西文化の影響を受けた三島宿は、頼朝旗揚げで有名な「三嶋明神」(三嶋大社)をはじめ、往時の歴史を偲ばせる神社仏閣も数多く点在しています。このような歴史的背景をもつ当地での東海道四〇〇年祭シンボルイベントの開催は、にぎわいの街づくりを目指す私たち三島市民にとってまさに時宜を得た、新世紀の幕開けにふさわしいものであり、当日を迎える機運も日に日に盛り上がりをみせています。
 「東海道大宿場まつり」は、東西、南北の街道が出会ったかつての三島宿にふさわしい、「集い」と「交流」のお祭りです。静岡県内はもとより、東海道沿道の市町村から出展された物産や味覚、生活文化やもてなしの文化などを通じて、さまざまな地域の人々とふれあえるイベントです。私たち三島市民も、それぞれの集いの舞台をより楽しく、想い出深いものにするための準備を総出ですすめています。ここを訪れる多くの人々に「水の都」三島の魅力に触れてもらおうと、「水の都・まわりみち」と銘打った多彩なイベントを開催するほか、多くの市内エントリー団体が工夫を凝らしたイベントで一緒に祭りを盛り上げてくれることになりました。また、車椅子の方や在留外国人の方も存分に祭りを楽しんでいただけるよう、大勢のボランティアがおもてなしの支度をすすめています。
 風爽やかな早春の三日間、ぜひ、わが「大宿場」にお越しいただき、かつての旅人よろしく出会いと交流をお楽しみください。

■企画・制作/静岡新聞社営業局

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