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伊豆マラソン
「まちおこしイベント」へ
さらなる飛躍を期待 |
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■県内外から約1700人が参加した伊豆マラソン。沿道からも多くの声援が飛んだ
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伊豆マラソンは伊豆ナンバーの創設を記念して3年前に始まった。今年2月の第2回大会は修善寺駅から三嶋大社まで21キロのコースで行われ、約1700人が参加した。健康ブームやマラソン人気、観光地伊豆での開催に加え、箱根駅伝で注目される日大陸上部のギタウ・ダニエル選手が3キロコースに出場するなど話題性も高く、次回大会の問い合わせが県内外から連日のように大会事務局に入る。第2回大会はコースが3市1町にまたがり、出発地の伊豆市で前泊したり、ゴール後三島市内で飲食をしたりするなどの経済効果も見られた。
日本大学国際関係学部内にある伊豆マラソン事務局は「行政をはじめ、警察、体協など多くの支援をいただいた。また、景気の低迷にもかかわらず地元企業からの協賛金も順調に集まった。まさに地域の協力なしには開催できない大会」と振り返る。
一方で、東京マラソンのような全国規模の大会にするには、フルマラソン化や一流選手の参加が不可欠だ。しばらくはハーフマラソンで実績を積み上げていく予定だが、それらを現実のものにするには大会を「まちおこしイベント」と位置付け、開催市町や体協などが積極的に事務局をサポートし、観光事業者や商店街など地域一丸で盛り上げることが必要だ。
●問い合わせ
伊豆マラソン大会事務局
電話 055-980-0843
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■日本スポーツマスターズ
35歳以上を対象にしたスポーツの総合祭典「日本スポーツマスターズ」。富士山静岡大会が9月16〜22日に開催された。水泳競技、サッカー、テニス、バレーボール、ボウリング、軟式野球など13競技が行われ、東部ではバドミントン男女(富士宮市)、自転車競技(伊豆市)を開催。
■ツアーオブジャパン
日本のツール・ド・フランスと呼ばれる自転車の国際大会。国内では最大級の国際公認レース。今年は海外から77チーム、国内9チームが参加した。東部での開催は伊豆コース(伊豆市)と富士山コース(小山町)の2会場。
■Mt.FUJI
エコサイクリ ング
富士山静岡空港開港を記念して開催された。自転車と富士山、エコをテーマに富士山一周約120キロを走破する。日本だけでなく海外からも多くのファンが集まる。ファミリーコースや障害者を対象にしたタンデムコースなど間口が広く、参加者は年々増え続けている。
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