県東部の自治体を見てみると、ホームページに「シティプロモーション」が記載されているのは、三島・沼津・裾野・富士・富士宮・伊豆の国・伊豆・熱海の8市。活動の内容は自治体によって異なるが、映画・TVなどのロケ支援、誘致が大半を占める。ふるさと納税を挙げる自治体もある。
富士市は観光課内に「富士山・シティプロモーション推進室」を設置。基本計画を策定し、「若い世代の人口の確保」を最上位目標にかかげ、最大の武器ともいえる「富士山」を活動のキーワードに「富士市ブランドブック」の作成や「富士山と、」キャンペーンを展開中だ。
沼津市は企画部に「沼津の宝推進課」を設け、市のPRや集客に向けたプロモーションを専門に行う。これまで企画部や産業振興部などが個別に行っていた事業を一元化し効率を高めた。市民から公募した地域資源「ぬまづの宝100選」の普及・啓発や、市内での映画・TV撮影を支援するフィルムコミッション事業などを通じ、同市を全国にPRしている。 |