クラブスポーツ部会渡辺健部会長(アスルクラロスポーツクラブ代表理事)
アスルクラロ沼津や東レアローズの試合会場を観客でいっぱいにすることが本年度の軸となる取り組みだ。
アスルは沼津市をホームタウンにしているため、他の市町が応援しにくいという側面はある。そこも踏まえて、どう支援の輪を東部全体に広げるかがE-Spoの役割だ。まずは沼津市が先月結んだ協定を順次、周辺市町とも結ぶよう働きかけ、動員確保につなげたい。それにはアスルが一方的に地域から支援してもらうのでなく、アスルをどう活用したら地域が潤うのかを考えながら、両者がウィンウィンになる関係性を築いていきたい。先日は三島市サッカー協会の50周年記念でアスルの選手がPK大会に参加し、大いに盛り上がった。これを「三島市でこんなイベントをやりました。次は○○市でもどうか」といった形で、E-Spoが声掛けをしていきたい。
また、東レアローズは企業チームではあるが、アスルで実践している地域活動とも連動しながら、可能なモデルを見つけていく。E-Spoが昨年作った両チームの選手の写真を使ったポスターなどは一つの実績だ。
アローズの関係者はクラブスポーツ部会の副部会長で、いつも地域貢献について相談をしている。すでに両チームともに地域の子どもたちへの指導などは行っている。E-Spoが間に入ることで、参加する側も声を掛けやすくなり、ひいては地域の活性化につながっていけばいいと思う。
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