2016年12月に成立した「自転車活用推進法」。今月、国の基本計画が閣議決定され、国会に報告された。今後ますます自転車を活用したまちづくりが全国各地で進んでいく。6月の「風は東から」は、法律の立役者であるNPO法人自転車活用推進研究会の小林成基理事長に、世界的なスポーツの祭典を控える県東部が目指すべき自転車による地域づくりについて聞いた。(聞き手=編集部)
[サンフロント21懇話会企画] シリーズ3
■「大村湾ZEKKEIライド」のポスター。告知は長崎空港と結ぶ羽田空港でのみ行った
■小林成基 NPO法人自転車活用推進研究会理事長 1949年生まれ。駒澤大学文学部英米文学科卒。衆議院議員公設秘書、大臣秘書官として国会で20年間立法活動。退職後、(財)社会経済生産性本部エネルギー環境政策部主任研究員として環境行政に関わる一方で、自転車活用を提唱、自転車活用研究会を創設。2006年7月研究会をNPO化。国交省、警察庁、東京都をはじめとする自治体の自転車関係会議委員を務める