昨年8月に開設した県の先端農業研究開発拠点「AOI-PARC(アオイ・パーク)」は「オープンイノベーション」を合言葉に、研究成果を応用し、農業の生産性向上と農業を軸とした関連産業のビジネスにつなげることが役割だ。本年度、県庁内の先端農業推進室が同施設に常駐し、拠点化が着々と進んでいる。10月の「風は東から」は、開設から1年余が経過したAOI-PARCを取り上げる。どのような研究開発が進み、今後どう展開していくのかを県経済産業部の津久井剛理事と県の外郭団体AOI機構の岩城徹雄専務理事に聞いた。
[サンフロント21懇話会企画] シリーズ7
■慶応大と理化研のアイデアと設計で作られた次世代栽培実験装置
■AOIーPARCを支える県の津久井剛理事(左)と機構の岩城徹雄専務理事