
左から頼重秀一沼津市長、豊岡武士三島市長、関義弘清水町長 |
― サンフロント21懇話会の設立当初からのテーマである「広域連携」。本日は、県東部地域でどのような連携が行われているのかについて伺います。
まず、県東部の中核を担う沼津市から、地域活性化のカギとなる沼津駅の高架事業についてお願いします。
頼重 本市の中心部は、線路で市街地が南北に分断されていることや、沼津駅周辺の恒常的な渋滞などが市民生活や経済活動にもたらす影響が長年の課題でした。その解決に向け、沼津駅周辺総合整備事業に取り組んでおり、市街地分断の解決につながる第一歩として、昨年の新貨物ターミナルに続き、今年は新車両基地造成工事が始まりました。
全ての工事完了までにはまだ長い時間がかかりますが、本事業により、南北の交通の円滑化、駅周辺の回遊性向上、都市機能の集積に伴う拠点性の向上など、地域全体にもたらす効果は大きいと考えます。
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