米山 寛さん 万城食品代表取締役/サンフロント21懇話会会員
もう十年以上も前の話です。亡くなった父の後輩の方から「動物は全て食物を取り生命を維持しているが、食べ物に味をつけて食べるのは人間しかいない、これが食文化だ」というお話を戴き、現在弊社では「時代を味付けする」をキャッチフレーズとしています。
より文化的な「風味づけ」商品である山葵は伊豆の食文化の象徴です。料亭政治・官官接待・民間の接待等が減少した現在、高級品としての山葵の需要は激減しています。この象徴を守っていくためには発想の転換をしていかなければなりません。業界以外の方からのご意見を戴くことが大切だと思います。多くの方々からアイデアを戴き、「伊豆山葵」のリストラによって伊豆から食文化発展のそよ風を吹かせたいと願っています。
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米山 寛さん 万城食品代表取締役/サンフロント21懇話会会員 |
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