菊間一光さん
熱海市観光協会長/サンフロント21懇話会会員
コンピュータが誤作動すると言われる二○○○年問題では、コンピュータ制御に依存している電力・金融・医療等あらゆる分野で混乱が生じ、社会に波乱を起こすことが懸念されていますが、各分野の主要企業によれば、事前対策が完了し問題はないそうです。
しかし、ほとんどの企業が待機体制を敷く等、対策は完璧とは言えず、ロシア等では資金面でコンピュータの改修が不可能と宣言しており、日本に限らず充分な注意が必要です。
むしろ、デマの横行で国民が軽挙妄動に走り、物資の買い占め等パニックに陥る事が、社会問題の大きな起因であろうと危惧しています。
国・行政はこの問題を深刻に受けとめ、国民が冷静な判断で対処できるよう適切な指導が肝要です。
諏訪部照久さん 株式会社スワベ商会社長/サンフロント21懇話会運営委員
東京で育った幼い頃、伊豆旅行で楽しかった思い出は、大自然の中での探検でした。それは、訪れる度に新たな発見があり、幼心に忘れることのない宝物(記憶)として残っています。思い起こせば、当時は高度経済成長時代のまっただ中でした。時間に急かされ人を追い越し歩く忙しない光景、工場や車の排気ガスで汚れた空気、褐色でどぶ臭い川などの影響で体を壊したこともありました。そうした環境下で麻痺した心や体を癒してくれたのが伊豆の温泉や海と山の美しい自然でした。そして今、この憧れの伊豆で働いている事に何か運命の導きを感じています。
伊豆新世紀創造祭の成功を心よりお祈り申し上げるとともに、地域の皆さまのお役に立てるよう日々努力していく所存です。
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