主催はユニバーサル技能五輪国際大会日本組織委員会、共催はワールドスキルズ。県と沼津市の立場は、誘致をした地元開催地域ということになります。開催地としての主な役割分担は会場整備と来場者の輸送です。
会場整備ですが、門池には沼津技術専門学校を新築整備します。現在、建物の様子が見えてきておりますが、これを今年度中に整備を完了し、来年、この大会の競技会場、あるいは運営組織の本部として使う予定です。大会終了後、整備をして20年4月に地域の人材育成の拠点として開校することになっています。また、その上の段にシステム建築、鉄骨建築の工場を整備しています。こちらも今年度中に作っていただき、これも大会でお借りをすることになっています。その他の設備は大型のテントを含む仮設の設備です。仮設のテントにしたのは全体の費用を抑えるということもありますが、今後の跡地利用の支障にならないようにという意味合いもあります。
地元の役割の2つ目は、来場者の輸送です。基本的には周辺の交通事情を考慮しますと会場には一般車両の進入は原則的に禁止にして、JR沼津駅、三島駅からのシャトルバスで一般の来場者の運行をしようと考えています。また、自家用車については東名の沼津インター付近に広い駐車場を確保して、そこからシャトルバスを運行する。学校の生徒を中心に多くの団体の来場者が予想されますが、そちらについては会場周辺の公共施設のグラウンドなどをお借りしまして、そこを乗降場にあて、また見学中のバスについては少し離れたところに待機所を設ける計画です。これについては5月に警察などを含めた関係者が集まり連絡会議を設立しております。今年いっぱいには基本的な計画を策定することにしています。
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