本日の分科会のテーマは「ファルマバレー 富士山 世界遺産」とさせていただきました。ファルマバレー検討委員会が平成19年度から4年間の第2次戦略案を提出しました。その辺りの話も含めファルマバレープロジェクトの癒しの部分に焦点を置いて富士山を中心とした景観がプロジェクトにとって重要な要素を占めることなどを、皆さんとともに勉強していきたいと考えています。申すまでもなく富士山は世界遺産の暫定リストに登録され、そして最近、富士山ナンバーが実現する見通しであるということも発表されたばかりです。わが社の宣伝にもなりますが、富士山検定2級試験を静岡、山梨両会場で行うことになっています。いろいろのプラスの面で、この地区が全国的に注目を集めることは、ここの市民だけでなくて静岡県民にとって大変大きな誇りでございます。 基調講演をお願いした日本政策投資銀行顧問(前副総裁)の大川澄人さんはファルマバレープロジェクトの県外の応援団長です。大川さんのお話とともにパネル討論を楽しみにやってきました。サンフロント21懇話会はこれからも東部地区発展のため地道な活動を続けてまいります。皆様方のなお一層のご支援、ご協力をお願いします。
サンフロント21懇話会の富士地区分科会も12回を迎えたわけです。各地区とも大変な盛況でいろいろな提案、提言等も実行に移っているわけです。東部地区では昨日は経済同友会の東部地区協議会で「50万都市をめざせ、ナンバーワン地域」を開きました。今日の議論をグランドデザインとして合併協議が始まる。グランドデザインがいっぱい出来て、そして合併が出来るわけです。私は今、観光協会でこういったグランドデザインを描くためにいろいろな行事をしております。東部にはがんセンターを中心にしてファルマバレーという立派な核が出来ている。これを中心にして実行していけば富士・富士川、富士宮・芝川、沼津・三島・清水町・小山・長泉・御殿場・裾野、また伊豆市、伊豆の国市と、こういった方面まで始まるわけです。皆さん方じっくり聞いていただいて、これから東部地域はファルマバレーから都市づくりができるというようなことで、ご理解をいただければ幸いです。
サンフロント21懇話会の第12回富士地区分科会がこのように多くの皆様をお迎えして開催されますことに感謝申し上げます。 本市は現在のまちづくりの指針である第4次富士市総合計画の中で、目指す都市像を「雄大な富士山のもと、躍動する町富士」と定めているように、いつの時代においても富士山を常にまちづくりのシンボルとして発展してまいりました。この度、富士山が多くの皆様のご尽力によりユネスコの世界文化遺産登録の政府暫定リストに登録されましたことは、登録に向けた活動を通じ全世界に富士地域をPRする好機を与えてくれたと捉え、今後、取り組みを強化するとともにかけがえのない富士山のさまざまな遺産を良好な状態で保ち、時代に引継ぐための努力を一層強めていかなければならないとの意を強くしているところです。県東部地域の活性化をテーマに交流と議論を深めているサンフロントの会員の皆様に置かれましても、この機に改めて新たな飛躍についてご議論いただくとともに本市へのご提言、アドバイスなどをいただければ幸いです。