サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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第12回富士地区分科会 平成19年2月15日
「ファルマバレー 富士山 世界遺産」テーマに
大川澄人氏の基調講演とパネル討論

運営委員会全体会で19年度の活動方針案を確認

 

第12回富士地区分科会 平成19年2月15日開催
 「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は2月15日、第12回富士地区分科会を富士市内のホテルで開いた。韮山高出身で日本政策投資銀行顧問(前副総裁)の大川澄人氏の基調講演「ファルマバレーに期待するもの」と「ファルマバレー 富士山 世界遺産」をテーマにパネル討論を行い、ファルマと富士山を地域・街づくリに生かす手法や取り組み姿勢などを探った。また1月30日には、長泉町のスルガ銀行研修所「知求塾」で運営委員会全体会を開き、広域行政の推進支援など19年度の活動方針案を確認した。細部を詰め、5月下旬に開催する総会に提案する。3月26日には(社)静岡政経研究会と共催で特別講演会を開いた。軍事アナリストの小川和久氏が「北東アジア情勢と日本の安全保障」と題して講演し、軍事的な米国からの自立や核武装についてリスクや防衛費の増大を指摘し、「日本の現状を自ら正しくとらえ、国益に生かすことが必要」と強調した。
 富士地区分科会には会員ら約160人が参加し、大石滋静岡新聞社代表取締役専務らのあいさつの後、大川氏の基調講演が行われた。大川氏はファルマバレーのこれまでの取り組みを検証し、「いいネーミングをしたので期待できる名前で、かつこの名前を生かさなくてはいけない」とし、プロジェクト推進のためのネットワーク機関の役割の重要性を強調。地域連携の現状について「地元自治体がファルマバレーと連携した形でどこまで本当にやっているかという点がちょっと気になります」「都市度というのは、やはり不足気味ではないか」と指摘した。
 運営委員会全体会では、▽ファルマバレープロジェクトの推進支援▽技能五輪国際大会の支援と跡地利用について▽広域行政の推進を支援▽富士山・伊豆地域の観光の振興―の四つの活動方針案が事務局から示され、委員から、技能五輪大会の意義のPR不足解消や東部地区の政令市構想のメリット、デメリットを行政関係者だけでなく、一般市民にも広げたい―などの意見が出され、さらに細部を詰めていくことになった。

主催者代表あいさつ  静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

 本日の分科会のテーマは「ファルマバレー 富士山 世界遺産」とさせていただきました。ファルマバレー検討委員会が平成19年度から4年間の第2次戦略案を提出しました。その辺りの話も含めファルマバレープロジェクトの癒しの部分に焦点を置いて富士山を中心とした景観がプロジェクトにとって重要な要素を占めることなどを、皆さんとともに勉強していきたいと考えています。申すまでもなく富士山は世界遺産の暫定リストに登録され、そして最近、富士山ナンバーが実現する見通しであるということも発表されたばかりです。わが社の宣伝にもなりますが、富士山検定2級試験を静岡、山梨両会場で行うことになっています。いろいろのプラスの面で、この地区が全国的に注目を集めることは、ここの市民だけでなくて静岡県民にとって大変大きな誇りでございます。
 基調講演をお願いした日本政策投資銀行顧問(前副総裁)の大川澄人さんはファルマバレープロジェクトの県外の応援団長です。大川さんのお話とともにパネル討論を楽しみにやってきました。サンフロント21懇話会はこれからも東部地区発展のため地道な活動を続けてまいります。皆様方のなお一層のご支援、ご協力をお願いします。


懇話会代表あいさつ 懇話会幹事 三島市観光協会会長 峰田武

三島市観光協会会長 峰田武

 サンフロント21懇話会の富士地区分科会も12回を迎えたわけです。各地区とも大変な盛況でいろいろな提案、提言等も実行に移っているわけです。東部地区では昨日は経済同友会の東部地区協議会で「50万都市をめざせ、ナンバーワン地域」を開きました。今日の議論をグランドデザインとして合併協議が始まる。グランドデザインがいっぱい出来て、そして合併が出来るわけです。私は今、観光協会でこういったグランドデザインを描くためにいろいろな行事をしております。東部にはがんセンターを中心にしてファルマバレーという立派な核が出来ている。これを中心にして実行していけば富士・富士川、富士宮・芝川、沼津・三島・清水町・小山・長泉・御殿場・裾野、また伊豆市、伊豆の国市と、こういった方面まで始まるわけです。皆さん方じっくり聞いていただいて、これから東部地域はファルマバレーから都市づくりができるというようなことで、ご理解をいただければ幸いです。


開催地代表あいさつ  鈴木尚富士市長(代読)

 サンフロント21懇話会の第12回富士地区分科会がこのように多くの皆様をお迎えして開催されますことに感謝申し上げます。
 本市は現在のまちづくりの指針である第4次富士市総合計画の中で、目指す都市像を「雄大な富士山のもと、躍動する町富士」と定めているように、いつの時代においても富士山を常にまちづくりのシンボルとして発展してまいりました。この度、富士山が多くの皆様のご尽力によりユネスコの世界文化遺産登録の政府暫定リストに登録されましたことは、登録に向けた活動を通じ全世界に富士地域をPRする好機を与えてくれたと捉え、今後、取り組みを強化するとともにかけがえのない富士山のさまざまな遺産を良好な状態で保ち、時代に引継ぐための努力を一層強めていかなければならないとの意を強くしているところです。県東部地域の活性化をテーマに交流と議論を深めているサンフロントの会員の皆様に置かれましても、この機に改めて新たな飛躍についてご議論いただくとともに本市へのご提言、アドバイスなどをいただければ幸いです。



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