サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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活動内容
平成18年度の活動方針

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平成19年度総会 平成19年5月29日(沼津東急ホテル)
懇親会あいさつ
県知事 石川 嘉延


県知事 石川 嘉延

 皆様方には日ごろ、県政の推進に当たって大変なご理解とご支援をいただいていますことを厚く御礼申し上げます。
 富士山静岡空港もやっと東部でも反対よりも、せっかく出来るものはもっと使わなければいけないと考えたり、おっしゃってくださる方が多くなったようで、大変ありがたく思っております。一方で特に沼津市にとって大きな課題であります鉄道の高架化についても着々といろいろなものが進行しております。今後は高架化を機に始まっております区画整理などで生み出されてきます保留地その他の用地をうまく活用して、いろいろまた力が高まってまいりました不動産関係の活用をうまく組み合わせて東部地域の核としての形成を図っていきたいと思っているところです。
 今後、何年間かの期間、力を大いに使って、これから先30年、50年、地域の力になるようないろいろな投資を官民問わずやっていくべきではないかなと思う次第です。


高速道路と飛行場、利便性の高まった鉄道と条件整う

 新東名の事業も静岡県内は平成24年度の供用開始というのが、道路公団が民営化したときの政府からの民営会社への指示といいましょうか、政府と会社との取り決めになっていますが、会社そのものは民間化したということもありまして、この24年度の供用開始を一日も早くということからスタートして、最近承るところによると、半年、1年、1年半という具合に供用開始時期を早めようという意気込みを感じる昨今であります。
 そうなってまいりますと、高速道路と飛行場と、それから利便性の高まった鉄道と、こういう条件が整ってまいりますと、これがどういうふうに地域に影響を与えるかということがこれから大きなキーポイントになってくると思います。
 今年の3月の新幹線のダイヤ改正でJR東海が従来三島止まりでありました最終電車かその一つ前を、確か富士まで延伸しました。これは何故かという理由は明らかにしてもらっていませんが、推測するところによると、JR東海から見ても富士が東京への通勤圏の一角に入って来ている、そういう動向だと踏んでいる、あるいは少なくとも三島まではそうなっていると。そこの利用者にとっての利便性を向上させる。JR東海にとっても収益の拡大になるとそう判断をしているんじゃないかと推測しています。
 在来線も三島、沼津間をちょっとだけ利便性を向上させてくれました。これもこんな程度でわれわれは満足していてはいけませんで、これから県と地域自治体や経済界の方たちと一緒になって、ことあるごとにJR東海にもプレッシャーを掛け続けて、利便性向上を実現していくと、またこの地域の動きも変わってくるんじゃないかと思います。
 最近の静岡での話題は、パルコが3月にオープンしてJR東海自身が在来線のお客が増えたと言っているんです。パルコ効果かなといっているわけです。結局そうなると多分静岡駅を中心とした運行をより利便性をよくしようと考えていくでありましょうし、それがよくなればまた逆に静岡の商業圏がいっそう高まるということで、好循環になってくると思うんであります。この地域も当然、鉄道高架化を待たずして、交通の利便性を向上させていくと、この地域のいろいろな動きがずっと変わってくるんじゃないかというふうに思います。


盛況の10円まんじゅう

 今静岡市内では10円まんじゅうの店が大はやりです。4月19日にオープンしてもう1カ月以上たっていますが、いつ通っても行列が出来ています。商売のやり方によって、ほんの間口一間半ぐらいなところで長蛇の列が出来る店になっているんです。いろいろ聞いてみると1日4万個の売り上げが目標でそれを突破しているといいます。10円まんじゅうで成り立つのかなと思っていましたら、全自動でそれをやるということで、ローコストでまんじゅうを作って、店では蒸かして売るだけです。それだったらいけるかなと思っていたら、この装置は藤枝の従業員60人のメーカーが作っており、全国でいま130台売って、あまりあちこち成功するものだから自分で直営店をやろうということで、静岡で始めたら、これはものすごいと。そのメーカーは、宇都宮にある一部上場の大手のメーカーから装置を買ってきて、蒸かす機械とその他付属のアタッチメントをつけて売っている。自分の店はシュークリーム製造販売の機械装置の全国シェア4割だといっている。でももともとの難しい装置はハイテク企業の製品を導入してやっている。
 これはどういうことを意味しているかというと、大手では10円まんじゅうの製造機なんていうのは何機売れるかわからないし、そんな市場に参入しないんです。ところが60人の所は、これならいけるんじゃないかと思ってやってみたらどんどん売れ始めている。


目の付け所が問題

 ことほど左様に結局は目の付け所の問題じゃないかと思うわけです。ですから商店街の振興にしても何にしても、もうこれだから駄目だと決めつけるとか、固定観念にとらわれてはいけないんじゃないかと思います。たかが10円まんじゅうだけれども単位面積あたりの売り上げでいったらものすごい効率です。そういうふうに考えていくと、例えばまんじゅうは和菓子で、一般的に和菓子は衰退産業というイメージがあるけれど、10円まんじゅうはそんなことではないんです。そういうことで、たかが10円まんじゅうだけど大変参考になるような現象が起こっております。
 是非、また皆様方もいろいろな情報をサンフロントの中でも寄せ合ってやっていただければあきらめる必要は全然ない。道は開けてくるんじゃないかと思います。そういうことを通じて、静岡県全体の労働生産性を上げていけば、まだまだ地域の発展は望めます。
 昨今の年金についてのいろいろな不信感もありますが、あの根底には少子高齢化でお先真っ暗というイメージが土台にある訳ですが、経済が発展していき、お金さえ回ってくれば何の心配もないわけですし、われわれはやはりそういう方向に地域を引っ張っていく責務もあるんではないかと思います。
 皆様方とこれからいろいろな情報を共有し合いながら進んでいけば、この問題も乗り切れるんじゃないかと思います。よろしくお願い致します。



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