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第13回伊豆地区分科会 平成19年10月9日
「富士箱根伊豆 広域連携による観光戦略」をテーマに

高橋氏の基調講演と4人の論客迎えパネル討論

第13回伊豆地区分科会
 「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は10月9日、第13回伊豆地区分科会を伊豆の国市のホテルサンバレー富士見で開いた。会員ら約120人が参加し、「富士箱根伊豆 広域連携による観光戦略」をテーマに、高橋始JTB東日本国内商品事業部地域統括部長の基調講演「魅力ある着地型旅行の充実を!」と、パネル討論を繰り広げ、静岡空港の開港や訪日外国人旅行の増加をにらみ、広域連携や地域内における情報交流の仕組みを作る必要性などを議論した。
 主催者あいさつで大石滋静岡新聞社専務は静岡空港の開港が一年半後に迫っていることを踏まえ、「外国人客に満足してもらうハード、ソフトが必要だが、個々では解決できないことがあり、まさに広域連携が求められている」と述べ、懇話会を代表して三島市観光協会長の峰田武氏は「みなさん方のご意見をどんどん反映させていただいて富士、箱根まで含めた本当の伊豆の国になるように期待している」とあいさつした。また地元を代表してあいさつに立った望月良和伊豆の国市長は「早く伊豆半島全体として物事が出来るような時が来ると、二重にも三重にも大きなプラスになるような観光づくりが出来る」と広域連携に期待を表明した。
 基調講演で高橋氏は、新しい素材の発掘と商品化の必要性に触れ、成功事例として伊東観光協会と旅行会社が連携してこの4〜6月に取り組んだ伊東市内の花の見所を周遊する「着地型旅行」を紹介。地域の魅力を商品化する横断的で、広域的な取り組みを要望した。パネル討論は、伊豆半島と箱根町でホテル・旅館経営や各地域の観光協会長を務める4氏が、広域連携をイメージや情報としてPRすることの大切さを強調したほか、連携推進に不可欠な道路整備やソフト事業の課題を指摘した。

主催者代表あいさつ  静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

 あと1年半後に迫りました富士山静岡空港の開港はここ東部地区においても観光、経済産業構造を大きく変化させることは間違いございません。合併問題も含めて地域産業の振興がますます求められてきているのではないかと思う次第です。
 この分科会では「富士箱根伊豆 広域連携による観光戦略」と題し考えていきたいと思います。現在、いかに外国人観光客を誘致できるかが大きな課題となっているということで、外国人に楽しんでもらえるソフトの開発や印象に残るガイドなどが必要なことは言うまでもありません。一つの旅館、一つのホテルの頑張りだけでは到底解決できるものではありません。まさに広域連携が求められているのではないでしょうか。
 シンポジウムではJTBの高橋始さんに基調講演をお願いし、またパネリストには箱根、伊豆を中心に活躍する皆さんをお招きしました。国際観光の振興に向けた広域連携の意義と具体的課題を挙げていただき、是非活発な議論を展開していただければと望む次第です。


懇話会代表あいさつ 三島市観光協会長 峰田武

三島市観光協会会長 峰田武

 今回の伊豆地区分科会の開催は13回目になりました。今回は伊豆だけでなく富士、箱根を踏まえたテーマとなっております。国際化に伴いまして受け皿整備が今求められているわけですが、外国人が安心して歩けるサイン整備、通訳の確保、外国語のパンフレット、これらのサービスの徹底が迫られております。
 伊豆は一つと言われて久しいですが、なかなか伊豆は一つ一つということであります。もう道州制がすぐ目の前に来ております。そんなこともありまして、合併問題を含む伊豆は一つということでお願い申し上げたいと思います。その先駆けとして10月28日に伊豆マラソンが行われ、一方、伊豆ナンバーの冠をつけたウォーキングも中伊豆をはじめとして計画されています。このように共通事業と個別事業を合わせて大いに伊豆を大きく売り込まなければ時代遅れになろうという感じが致します。それに伴って合併問題もここに一挙に進めていただければありがたい。
 それにはきょうおいでのみなさん方のご意見をどんどん反映させていただいて、本当に伊豆の国になれるように富士、箱根まで踏まえた伊豆の国になるように期待しているわけです。きょうの会が活発な会になることを期待しております。


開催市代表あいさつ  伊豆の国市長 望月良和

伊豆の国市長 望月良和

 合併がいろいろな形で進んでいるわけですが、わが伊豆の国市も3町が合併をしてできました。いろいろなこともありますが、しかしながら合併効果というものは確実に自分達の行政の中で花開いてきているのではないかと考えています。いろいろと論議もあるわけですが、小さな行政がたくさんあるよりも出来るだけ早く大きなものに結び付けて、その中で抜本的にどうしたらいいかということを考えた方がやはり効果的だろうと考えております。
 伊豆の観光も厳しい時代を迎えておりますが、一点に集中して物事が出来る、それは効果として合併の大きなメリットであろうと思っております。
 中国に行きますと、何を見たいかというと富士山を見て温泉に入って、山口百恵の伊豆の踊り子だという人がいます。中国の方々のご理解もいろいろだろうと思っております。
 私どもも地域を一体として早く伊豆半島全体として物事が出来るような時が来ると、もっともっと二重にも三重にも大きなプラスになるような、そんな観光づくりが出来るんじゃないかと思っています。



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