サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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特別シンポジウム 平成19年9月7日
「合併 新時代への道」テーマに3市3町の首長が初の公開討論
基調講演に新潟市の篠田昭市長招く

 

特別シンポジウム
 「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は9月7日、特別シンポジウム「合併 新時代への道」を三島市民文化会館で開いた。今年度の4つの活動方針の一つ、「広域行政(合併)の推進支援」活動の一つとして県が合併構想で示した3市3町(裾野、三島、沼津市、長泉、函南、清水町)の6首長を招き意見を交換した。この問題で関係首長が一堂に会して公開討論するのは初めてという画期的な試みとなり、県東部の合併論議に一石を投じた。
 会員をはじめ、若手経営者ら約3百人が詰めかけ、会場から活発な質問、意見も出された。基調講演に本州日本海側では初の政令指定都市となった新潟市の篠田昭市長を招き、新潟市の取り組みを聞いた後、6首長が東部地区の発展や活性化、広域合併の在り方、必要性、中核市と政令指定都市実現への道筋などについて率直な自説を展開した。
 冒頭、主催者あいさつに立った静岡新聞社の大石滋専務は「シンポジウムが、停滞する東部合併の現状打破のきっかけになれば」とし、懇話会を代表してあいさつした峰田武三島市観光協会長も「各首長に的確な判断をしていただき、合併の合意形成に役立つような議論を」と期待を表明した。続いて15市町村が合併して今年4月誕生した、本州日本海側初の政令市、新潟市の篠田昭市長が「新・新潟市の挑戦『共に育つ』政令市を目指して」と題して基調講演し、「どのような都市ビジョンを持った政令市を目指すのかを明確に示した理念明示型で取り組んだ」などと語り、行政改革による予算節減などの合併効果を説明した。
 パネル討論では各首長とも合併の必要性は認めたが、「3市3町の中核市を経て政令市を目指すべき」という段階論と「10年以内に東部にも政令市を誕生させる必要がある」として一気に政令市を目指すべきという一気論の2つの意見が示され、合併をめぐる議論の難しさを浮き彫りにした。また、国レベルで進む道州制導入の動きをにらみ「まず、3市3町でも、東部がまとまるべき」など会場を巻き込んで熱のこもった議論が展開された。

主催者代表あいさつ  静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

 サンフロント21懇話会特別シンポジウムとして、「合併 新時代への道」というテーマを設定しました。篠田新潟市長に基調講演をお願いした次第です。新潟市は15市町村が合併し、浜松市と同じように今年4月から政令指定都市になったわけです。篠田市長さんには、ずばり合併の功罪について、お話をいただくようにお願いしております。
 数年前から、サンフロント21懇話会の活動としてこの地区の合併を進めるべくいろいろと提言してまいりました。総論ではみなさん同じですが、各論に行くと多少食い違い出てなかなかうまくいかないというのが現状ではないでしょうか。そのような現状打破に向けて、篠田市長さんの基調講演もお聞きし、各市長さん、町長さんをパネリストにお迎えしてパネルディスカッションを計画しております。限られた時間ではございますが、有意義な時間を過ごすことができるのではないかと私も期待しております。今後のサンフロント21の活動に対しまして、皆様のご協力をお願いいたします。


懇話会代表あいさつ 三島市観光協会長 峰田武

 きょうご出席の3市3町の皆さんは総論的には「これは何とかしなければならない」「大きな都市づくりをしなければならない」ということは承知しているものの各論になりますと地域エゴが入ります。一番の問題は枠組みの問題と、それから政令市を目指して一挙に進むか、段階を経て合併するか、この2つの問題にかかっているのではないかと思います。段階を経る場合には、小さい枠をどうしたらいいか。または一挙に政令市を目指す場合には、北駿の小山まで入れてやらなければ政令市に移ることは出来ないということです。もう国では道州制の検討会が始まっています。将来の東部地区をどうするかという大きな観点から議論していただきたいということです。
 新潟市長さんに講演していただきますが、新潟市の合併は、本州の日本海側では初めての大同合併で、大きくなりますと行政経費が削減され財源が豊かになっていくわけです。東部におきましても皆様方、市民の声を大きく声として出していただきながら、大きな合併に踏み切っていくということが、皆さんに課せられた課題ではないかと思います。お集まりの皆様方に理解していただき、この東部地区の市民の合意形成がなされますことを期待するわけです。





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