サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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第13回富士地区分科会 平成20年2月20日開催
『あすの「富士ブランド」戦略』探りパネル討論
金子和夫氏が基調講演

 

第13回富士地区分科会
  「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は第13回富士地区分科会を2月20日、富士市内のホテルグランド富士で開いた。今回は富士商工会議所が中心となって進めている地域ブランドづくりをテーマに、「あすの『富士ブランド』戦略」と題して日本総合研究所上席主任研究員の金子和夫氏の基調講演に続いてパネル討論を行い、富士ブランドの取り組みとその背景、目的、ブランド化の成果、そして今後の課題を探った。会員ら約140人が参加し、会場には富士ブランド認定商品の実物が並んだ。
 分科会で大石滋静岡新聞社代表取締役専務が主催者あいさつに立ち、「分科会を富士ブランドという地域一体の取り組みを理解し、応援するきっかけにしたい」と述べ、開催地を代表して懇話会幹事の遠藤敏東富士商工会議所会頭も「世界に発信できるブランドとなるよう努力したい」とあいさつした。
 3年にわたり、富士ブランドづくりを支援するなど地域ブランドや道の駅活性化などに取り組む金子氏は、「地域ブランドの確立」と題して基調講演し、地域ブランドづくりには▽地域資源の再発見と評価▽市場からの発想による商品開発▽商品にメッセージ性などの情報価値を付けることーなどが大切とした。パネル討論は、金子氏がアドバイザーとなり、懇話会シンクタンクTESS研究員でシード副社長の青山茂氏が進行役を務めた。富士ブランドづくりを引っ張る牧田一郎富士商工会議所副会頭、富士ブランドを開発した林浩之林製紙社長、お茶販売の渡辺栄一山大園社長、オリジナル弁当の開発に取り組む学生を指導する大久保あかね富士常葉大准教授がパネリストとなり意見を交換した。
 一方、懇話会の運営委員会は1月29日、長泉町のスルガ銀行研修所「知求塾」で全体会を開き、平成20年度活動方針案を討議し、「富士山静岡空港開港による地域振興」を共通総合テーマに据え、さらに検討を加えて5月28日の総会に提案することを決めた。

主催者代表あいさつ 静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

主催者代表あいさつ 静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

 今までですとオリンピックのある年、選挙が予想される年は少しは経済が活発になるのではないかということですが、今のところはまだまだ沈滞ムードかなという状態で春と共にもう少し良くなることを期待しています。
 今回は、第13回を迎えた富士地区分科会です。150品目余にわたるという富士ブランドについて話し合うわけですが、地域おこしとして特産品の振興事業を目的としたこの取り組みは、生産者や製造業にとって独創性を出すことで事業の広がりや新たな需要の喚起につながっていくのではないかと思うわけです。また、消費者にとっては地元で生産され、地元の素材、歴史が生かされた特産品に触れる喜びがあるわけです。きょうは、この地域一体となった取り組みをより理解し、より進めていくためにどうすればよいのか。さまざまなヒントが得られるのではないかなと思う次第です。サンフロント21懇話会は今後も東部地区の発展のために活動を続けてまいります。なお一層の皆様のご理解、ご協力をお願い致します。


開催地代表あいさつ 富士商工会議所会頭 遠藤敏東

開催地代表あいさつ 富士商工会議所会頭 遠藤敏東

 日頃の懇話会に対するご支援、ありがとうございます。本日は富士地区における富士ブランドの戦略と題しまして議論をしていただきますが、地域ブランドは全国的な広がりを各地で見せております。地域おこしの原動力という形で大きな役割を果たしていると思います。特に富士地区では富士ブランドと銘打って魅力ある地域産品の認定をしております。4期において114社、159品目に及ぶ認定品が誕生しております。そのジャンルはさまざまで、地場産業である紙製品をはじめ、山海の幸を使ったお弁当や菓子、また工芸品から工業製品に至る幅広い分野に及んでいます。本日はこの地域ブランドの現状とこれからの方向について議論していただきますが、皆さまの関心がより高まることを期待しております。
 私も小売業の一人としてやはり会社で常日頃言っておりますが、これからの企業、店はブランド化が必要なんだと。言葉では簡単ですが、やはり信頼のおける、お客さんに来て良かった、買ってよかった、見てよかったと言っていただけるようなことになっていかなければ、そのブランドは何の意味もないと私は思います。そういう意味で、ぜひ富士ブランドを全市挙げて、全国に、あるいは全世界に発信していけるように皆さんと努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願い致します。





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