今までですとオリンピックのある年、選挙が予想される年は少しは経済が活発になるのではないかということですが、今のところはまだまだ沈滞ムードかなという状態で春と共にもう少し良くなることを期待しています。 今回は、第13回を迎えた富士地区分科会です。150品目余にわたるという富士ブランドについて話し合うわけですが、地域おこしとして特産品の振興事業を目的としたこの取り組みは、生産者や製造業にとって独創性を出すことで事業の広がりや新たな需要の喚起につながっていくのではないかと思うわけです。また、消費者にとっては地元で生産され、地元の素材、歴史が生かされた特産品に触れる喜びがあるわけです。きょうは、この地域一体となった取り組みをより理解し、より進めていくためにどうすればよいのか。さまざまなヒントが得られるのではないかなと思う次第です。サンフロント21懇話会は今後も東部地区の発展のために活動を続けてまいります。なお一層の皆様のご理解、ご協力をお願い致します。
日頃の懇話会に対するご支援、ありがとうございます。本日は富士地区における富士ブランドの戦略と題しまして議論をしていただきますが、地域ブランドは全国的な広がりを各地で見せております。地域おこしの原動力という形で大きな役割を果たしていると思います。特に富士地区では富士ブランドと銘打って魅力ある地域産品の認定をしております。4期において114社、159品目に及ぶ認定品が誕生しております。そのジャンルはさまざまで、地場産業である紙製品をはじめ、山海の幸を使ったお弁当や菓子、また工芸品から工業製品に至る幅広い分野に及んでいます。本日はこの地域ブランドの現状とこれからの方向について議論していただきますが、皆さまの関心がより高まることを期待しております。 私も小売業の一人としてやはり会社で常日頃言っておりますが、これからの企業、店はブランド化が必要なんだと。言葉では簡単ですが、やはり信頼のおける、お客さんに来て良かった、買ってよかった、見てよかったと言っていただけるようなことになっていかなければ、そのブランドは何の意味もないと私は思います。そういう意味で、ぜひ富士ブランドを全市挙げて、全国に、あるいは全世界に発信していけるように皆さんと努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願い致します。