サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
トップ 最新情報 政策提言 活動内容 サンフロント21懇話会とは 飛躍 風は東から

活動内容
平成18年の活動方針

活動報告
平成22年度
平成21年度
平成20年度
平成19年度
平成18年度
平成17年度
平成16年度
平成15年度
平成14年度
平成13年度
平成20年度総会  5月28日開催
本年度事業活動案と予算を承認
共通総合テーマに「富士山静岡空港開港による地域振興」
千葉商科大学長の島田晴雄氏が記念講演

 

サンフロント21懇話会 平成20年度総会開催

 「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は5月28日、平成20年度総会を沼津市の沼津東急ホテルで開いた。会員の企業経営者や首長、議員ら約130人が出席し、本年度事業活動案と予算を承認し、14年目のスタートを切った。事業活動案は「静岡空港開港による地域振興」を共通総合テーマに掲げ、空港がもたらす効果を東部地区の地域振興にいかに結びつけていくか、研究、提言する計画となっている。
 総会では、まず主催者を代表し、松井純静岡新聞社・静岡放送社長が「東部地区が注目を浴びつつある。より地域に密着した活動を進めていく」とあいさつ。岡野代表幹事も「東部地域発展のため協力を」と呼び掛けた。
 続いて議案の審議に入り、井口賢明運営委員長(あさひ総合法律事務所)が共通総合テーマ「富士山静岡空港開港による地域振興」を掲げた活動目標について説明。共通総合テーマのもとで、足腰が強い地域づくりを目指し、広域行政の必要性をさらに打ち出した「広域行政の推進支援」、研究開発、健康関連産業創出のほか科学的手法によるトレーニングシステム導入や、景観がもたらす癒やし効果も研究する「ファルマバレープロジェクトの推進支援」、また、大型コンベンション施設と新たな展示施設の導入や民間活力によるホテルやマンション、オフィスなどの誘致実現に向けた支援と提言を行う「東部地区におけるコンベンション機能の促進」、「富士、箱根、伊豆を束ねた広域観光促進」の4つの地区別テーマを掲げるとともに、自転車で富士山を一周するイベント「Mt.FUJI エコサイクリングヘの支援」も明らかにした。
 本年度の活動目標、予算は満場一致で承認され、総会終了後、千葉商科大学長の島田晴雄氏が記念講演した。また、この後の懇親会には石川嘉延静岡県知事も駆けつけあいさつに立ち、サンフロント21懇話会のさらなる活動に期待を表明し、厳しい県行政の現状や今後の方針などについて語った。


主催者代表あいさつ 静岡新聞社・静岡放送社長 松井 純

静岡新聞社・静岡放送社長 松井 純

 政治は昨年の参議院選挙での与野党逆転の結果、国会の審議がさっぱり進まないという状態が続いています。ずっと停滞状態が続いて大変困るということで、ことはやはり経済にも及び、ご承知のようにちょっと景気がどうかなという感じがします。平成19年度の決算報告は皆さん、増収増益という結果ですが、必ず注釈がついているのは、平成20年度は多分収益は60%か半分ぐらいだろうという見通しに立っています。為替の問題だとか石油をはじめとする原料高騰で世の中、だんだん雲行きがあやしくなってくるんじゃないかと心配しています。
 さて、このサンフロント21懇話会も今年で14年目を迎えます。振り返ってみますと最初に沼津駅前のキラメッセ建設の提言をして、早速県が取り上げてくれ、いろいろな催しが開かれることによって東部もある意味では活性化してきたのではないかなと思います。昨年も改めてコンベンションホールをという提言をいたしました。県でそれを取り上げていただいたということで、また、いろいろな形で脚光を浴びていくと思います。
  また、昨年秋の技能五輪では世界46カ国が参加し、技能を競ったわけですが、その中で日本は金メダルが16個ということで、さすが技術立国日本ということを証明されたわけです。これも皆様のいろいろな意味でのご協力の賜物で大変成功裏に終わったということです。それから我々も提言し、県も力を入れておりますファルマバレーも着々と成果を上げつつあるということです。東部の活性化ということで、いろいろな意味において注目を集めつつあるということであります。
 今後とも皆様方のご協力を賜りながら東部の活性化に向けてサンフロント21懇話会もできるだけの協力をしていきたいと思っています。


懇話会代表あいさつ スルガ銀行社長 岡野 光喜

スルガ銀行社長 岡野 光喜

 早いものでこの懇話会も14年目となります。確かにキラメッセの提言をしたのが最初のわれわれの提言だったと思います。そしてつい最近、「沼津の駅北にコンベンションホールを」と県に提言させていただきました。この開発が県と市という2つの違うところで行われますので、われわれとしては是非一体感のある開発をしていただきたいということです。例えば色が違っては困るだろうし、形も丸と三角では困るだろうと申し上げたんですが、コンベンションホールが出来上がれば、東部の拠点都市としてこの沼津を中心にもっともっと風が吹くのではないかと思っております。これからも東部地域の発展のためにサンフロント21懇話会を中心に様々な提言をしていきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
 本年度の活動目標は議案としてご審議いただきますが、全部で5つあります。新しい年度の活動方針を決めていただければ、またさらに前に進んでいきたいと思っています。
 ちょうど先週、私、ロンドンに出張しました。一番皆さんが心配されていることは、原油高、レアメタルの高騰、あるいは食物の高騰等でインフレが始まるのではなかろうかということでして、EUではやはりインフレがかなり心配だということで、多分EUのセントラルバンクは今年度中に金利をさらに引き上げるのではといわれています。アジアもやはりインフレの恐怖感があるという感じがしており、平成20年度からの経済界にとって大きなテーマは原油値上がりに始まる原材料高とインフレとの戦いということになるだろうと思っています。
 そういうことも踏まえまして、これからも皆さんと一緒に明るくさわやかにこの1年間、サンフロント21懇話会の活動をしたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。




▲ページトップ
入会案内お問い合わせ事務局案内リンク Copyright(c) SUNFRONT21.ALL RIGHTS RESERVED.