サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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第15回東部地区分科会    7月27日開催
「東部地区におけるコンベンション機能の促進」
をテーマに基調講演やパネル討論を展開

 

第15回東部地区分科会
 サンフロント21懇話会(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は7月27日、第15回東部地区分科会を沼津市で開いた。テーマは「東部地区におけるコンベンション機能の促進」。県と沼津市が沼津駅北地区に計画しているコンベンション施設を、どのように東部地区活性化につなげるかを中心に、基調講演やパネル討論を繰り広げた。
 分科会には会員ら約100人が参加。まず、主催者あいさつに立った大石滋静岡新聞社専務はコンベンション施設を「今後の東部地区活性化のカギを握る問題」と位置づけた上で、「東部地区におけるあすの都市づくりがまさに今始まろうとしています」とあいさつした。続いてサンフロント21懇話会幹事で三島市観光協会長の峰田武氏は「コンベンション施設をいかに東部地区のポテンシャルに貢献させ、特に中心となる沼津、三島地区の求心力を高める機能となりうるか、議論を深めていきたい」とし、開催市を代表してあいさつした栗原裕康沼津市長は「東部発展につなげるため、いかに活用していくか、活発な意見や提言をお願いしたい」と呼び掛けた。
 県建設部の木村忠幸理事がコンベンションセンターの建設計画について説明した後、情報伝達研究所の渡辺厚代表が「これがコンベンション戦略だ!!」と題した基調講演で「コンベンションセンター整備で、地域には重大な責任と大いなる可能性が生まれる」と指摘した。
 パネル討論では、県東部地域コンベンションビューロー会長の後藤全弘沼津商工会議所会頭、日本実務出版の森口巳都瑠社長、日大短期大学部の宮川幸司教授、近畿日本ツーリスト沼津支店の福田昌明支店長がパネリストとなって、コンベンションセンターの東部地域に及ぼす影響、現状、これからの課題について熱心な議論を展開した。

主催者代表あいさつ 静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

静岡新聞社代表取締役専務 大石滋
 分科会のテーマは「東部地区におけるコンベンション機能の促進」です。懇話会が掲げる年間テーマの一つで、今後の東部地区活性化のカギを握る問題です。すでに県中部、西部地区にはグランシップやアクトタワーなどコンベンション機能をもった施設がそろっております。人やモノが行き交う交流の時代に対応する東部地区の顔がいま、求められています。ただ器を作るという一時代前の発想から転換して周辺機能とのバランスを持たせ、総合力が求められています。いわゆる多機能分散型の新しい姿を目指すものです。
 そこで本日は、基調講演に情報伝達研究所の渡辺厚氏をお招きし、「これがコンベンション戦略だ!!」というお話をしていただきます。コンベンション機能について専門的に研究されている渡辺さんのご講演を楽しみにしていただきたいと思います。
 第2部では各界でご活躍の皆様のパネルディスカッションを通してコンベンション施設がもたらすメリットや影響について大いに議論を深めていただきます。東部地区におけるあすの都市づくりがまさに今始まろうとしています。そうした観点から皆様、本日の分科会に参加していただければ幸いです。

懇話会代表あいさつ サンフロント21懇話会幹事 三島市観光協会長 峰田武

サンフロント21懇話会幹事 三島市観光協会長 峰田武
 サンフロント21懇話会はことしで15年目を迎えました。分科会、運営委員会、全体会など数多くの事業を行い、県東部地区の将来像を考えるという当懇話会の設立趣旨に沿って議論を深めてまいりました。提言団体としての役割も果たして参りました。
 振り返りますと東部地区分科会では平成7年、初回のテーマは「都市間協力のあり方を探る」でした。その後「都市間の空洞化を考える」「駿豆地区都市連合の実現に向けて」「広域行政実現の条件」など時代に即した地方都市のあり方を探り、地方分権につきましては、いち早く合併論議等をさせていただき、経済同友会、東部地区の商工会議所連合会等の動きが続き、活発な議論が重ねられてきました。懇話会は合併問題などに対してかなり強い提言を出しているわけですが、ほかのものはかなり実現されておりますが、これだけはなかなか実現に向かわないというところです。
 今年の年間テーマに掲げてある「東部地区におけるコンベンション機能の促進」ですが、コンベンション施設をいかに東部地区のポテンシャルに貢献させ、とくに中心となる沼津、三島地区の求心力を高める機能となりうるか、議論を深めていきたいと思います。

開催地代表あいさつ 沼津市長 栗原裕康

沼津市長 栗原裕康
 ご案内のように東部地区では沼津商工会議所の後藤会頭に会長をお願いして10の市、町でコンベンションビューローを進め、コンベンションを誘致しようということで、さまざまな活動を行っています。幸い背後には富士山、箱根、伊豆がありますので、アフターコンベンションという点では非常に有利です。全国でもこれだけのところはないと思います。
 ただ肝心の施設がありません。これは前知事時代に事業者も選定し、駅の北、キラメッセを壊して、そこにコンベンションを県で作っていただく。同じように今のキラメッセの機能をちょっと東に移しました。一体で設計してコンベンションセンターと展示施設を作ろうという計画があります。
 知事さんが代わられてどうなるのかなと思っていましたが、県議会の議論を聞いておりますと基本的にこの事業は推進するというご答弁をいただき、また鉄道高架事業につきましても事業の必要性を十分に認識していただいて、進めるということですのでひと安心しているところです。
 問題はいかにこれを活用するかということです。皆様方から活発なご意見、ご指導賜りながら、東部地区全体の発展につながるようにしたいと思っています。


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