サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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特別講演
『混迷する小泉政権のゆくえ』
政治評論家・中村慶一郎氏

 

 サンフロント21懇話会は静岡政経研究会との共催で6月8日、沼津市魚町のサンフロントで特別講演会を開いた。政治評論家の中村慶一郎氏が「混迷する小泉政権のゆくえ」と題して講演し、全世界がパラダイムの転換に臨む現在にあっても保身や目先の利害など内輪の理屈に終始する永田町政治を糾弾して「日本は静かに死につつある。今のままでは未来はない」と解散・総選挙を訴えた。
 出席者は一般聴講を含め約50人。中村氏は公人の腐敗行為が次々に現れる昨今の状況を取り上げ「何でこんな政治家、高級官僚ばかりなのか。みじめでぶざま、世界に恥ずかしい」と一喝し、解散・総選挙で政治の一新を期すべきと述べた。鈴木宗男衆院議員の逮捕については国民の怒りが検察を動かした結果とし、国民と政治の関係が熟してきたと指摘。一方で権力社会の醜さを語り、「金を集めてばらまき、数の力で総理・総裁を目指すという中央政治の原型を直さない限り、原点からずれて堕ちていく人間は後をたたない」とも述べた。
 小泉政権については「手は合わせるから音がする。首相の味方をする気はないが、改革をやらせようとしないところがあるのにも目を向けるべき」として少数派閥を率いて改革を行おうとしつぶされた三木政権との類似点を挙げる一方、首相は国民に対し目指す改革の姿について説明が足りない、と批判した。激変する国際情勢やグローバル経済の渦の中、日本は待ったなしの危機の中にあって中長期に見たパラダイムやシステムの転換を迫られているとの考えを示し、「あくまで私の考えだが」と前置きした上で「小泉さんが考えているのは、つらいことではあるが『独立自尊』で行こうということ。小泉氏を盛り立てて改革を進めたらどうか」と述べた。中村氏は「自公保が負けるのはどうでもいいが、国際社会の中で日本や日本国民が死んではならない」と再三強調、解散・総選挙は秋には決断すべき、と締めくくった。

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