サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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第8回東部地区分科会 平成14年10月28日(ブケ東海)
静岡県東部地区の市町村合併


基調講演とパネル討論

サンフロント21懇話会(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は、10月28日、沼津市寿町のブケ東海で第8回東部地区分科会を開いた。「静岡県東部地区の市町村合併〜70万政令指定都市をめざして〜」をテーマに基調講演やパネルディスカッションを行い、なぜ合併なのかという原点を問い直すとともに、東部地区にふさわしい新しい年づくりの方向を探った。
懇話会会員や首長、行政担当者ら約200人が参加した。主催者を代表して大石滋静岡新聞社代表取締役専務が「最終的には政令市を念頭に置いた拠点都市構想が提起されることを期待する」とあいさつ。懇話会を代表して諏訪部恭一沼津商工会議所会頭が「市町村合併の推進は行政側の動きだけでは限界がある。市民の合意形成が必要」と述べた。
基調講演では元大蔵事務次官で国民生活金融公庫総裁の尾崎護氏が「地方分権問題の本質」と題し、市町村合併や地方自治の歴史をひもといて我が国では地方分権の本旨を定めた拠り所がないことを指摘し、昨今の議論の問題点などについて持論を展開した。引き続き小櫻義明静岡大学教授をコーディネーターに、市町村合併に携わる県内外の5人がパネルディスカッションを行い、先駆の合併事例や各地の合併に向けた動きを紹介する中で、東部地区での取り組みの現状に対しそれぞれの立場から意見を戦わせた。

主催者代表あいさつ 静岡新聞社代表取締役専務  大石 滋

 サンフロント21懇話会も既に8年目に入り、今年度は東部拠点都市の創造を念頭に置いた広域行政の推進をはじめ、伊豆地域の観光振興の支援、富士山麓ファルマバレー構想の調査・研究などの活動方針を掲げ、会員の皆様からは建設的なご意見をいただいております。9月には西伊豆地区で静岡新聞社・SBS静岡放送の地域交流プロジェクト「元気発見団!」のシンポジウムを共催し、夕陽を切り口にした観光振興やまちおこしについて議論をしていただきましたが、伊豆地域の厳しい現実を改めて認識させられる思いが致しました。
 本日の分科会は県東部地区の市町村合併がテーマです。基調講演では国民生活金融公庫総裁の尾崎護先生から地方税制度などといった視点からの地方分権、住民自治を論ずるお話を伺えるかと思います。パネルディスカッションでは県の中・西部や全国各地の事例を引き合いに出しながら、最終的には政令市を念頭に置いた拠点都市構想が提起されるのではないかと期待しております。皆様も何かつかんでいただいて、ご参考にしていただければ幸いです。


懇話会代表あいさつ 沼津商工会議所会頭 諏訪部恭一

 日頃はサンフロント21懇話会の活動に大変温かいご支援を賜り感謝申し上げます。昨年秋の分科会では「21世紀型地域産業集積の創出と広域連携」をテーマに、変化に対応し地域間競争に生き残るための方策を探りましたが、今日はテーマが東部地区の市町村合併となっております。現にこの東部地区では沼津市、三島市、裾野市、御殿場、田方郡、駿東郡の11市町村で構成する東部広域都市づくり研究会が合併協議を進め、私ども沼津と三島の商工会議所でも広域合併研究会を設立し、合併に向けた活動も活発になっております。
 市町村合併は行政サイドの動きだけでは限界があります。より一層の暮らしの向上を図るという視点からも市民の合意形成が必要です。今日は総務省から行政体制整備室長の山崎様、合併の前例となりましたさいたま市から市議会議員の鶴崎様にパネリストとしてお越しいただいております。地元のパネリストの皆様とともに、貴重なお話が伺えるかと期待しております。会場の皆様におかれましても、質問などを通じて積極的に議論に参加していただきたいと思っております。



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