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施設訪問
ラグーナ蒲郡 (愛知県蒲郡市海陽町)


 

県広告協会の視察見学会に参加し、整備の進む海洋型複合リゾート「ラグーナ蒲郡」を訪ねました。場所は蒲郡市の東側、三河湾に臨む大塚地区。施設は総面積120fの埋立地に展開します。既に中心施設となる「ラグーナ・マリーナ」、テーマパーク「ラグナシア」、お魚市場などの入る「ラグーナ・フェスティバルマーケット」がオープン。いまは本格的なタラソテラピーにより健康・美容づくりを行う「テルムマラン・ラグーナ」、天然温泉の露天風呂を備えた入浴施設「ラグーナの湯」、リゾートマンション「ラ・メルカーサ」(12階建て・82戸)などの建設が進んでいます。これらは来年春までには整備が完了する予定で、その後は第2段階として別荘ゾーンの整備に入る計画となっています。

▲真新しい「ラグナ・マリーナ」

▲「ラグナシア」では波の出るジャンボプールやミュージアム、さまざまなアトラクションが楽しめる。
「ラグーナ蒲郡」は、“海を遊ぶ”、“海で憩う”、“海で暮らす”をテーマに21世紀のマリンリゾートを想像する事業。平成3年11月に設立された第3セクター蒲郡海洋開発株式会社(愛知県・蒲郡市で51%、民間企業9社=トヨタ自動車、大林組、コクド、UFJ銀行、デンソー、豊田通商、JR東海、蒲郡信用金庫、ヤマハ発動機=で49%の出資)が取り組んでいる。「ラグーナ蒲郡」は施設全体の名称で、施設の特徴となる「ラグーン」(水路)から採ったという。
 埋立工事は平成7年2月に着手し、13年3月に完成した。先に埋立工事の終わった西側エリアからインフラ整備と建物施設の建設を進め、第1号として「ラグーナ・マリーナ」が13年4月に本オープンした。ボート・ヨットの収容能力は海上係留で200隻、陸置き150隻で、将来的には1,000隻収容の中部地区最大級のマリーナにする計画。「ラグナシア」は今年4月に開館。「海のシルクロード」をテーマにした伝説の港を再現し、数多くのアトラクションやプールが楽しめる。続いて5月に誕生したのが「ラグーナ・フェスティバルマーケット」で、お魚市場のほか、アウトレットモール、海やマリーナを見ながら食事のできるシーサイドレストランなどがあり、シンボルの大観覧車もある。

▲買い物や食事のゾーン
「ラグーナ・フェスティバルマーケット」

▲マリーナ対岸の「ラグーナヒル」に建設中の「テラムマラン・ラグーナ」と「ラグーナの湯」「レストラン」

 「ラグーナ蒲郡」の事業費は当初、1,400億円と見込まれていたが、数回にわたって下方修正し、最終的に「750億円以内で完成を目指す」との方針が固まった。「商圏」を車で2時間圏域と設定。東は静岡市、西は米原市、北は長野県南部となる。年間の入り込み者数の目標は「ラグナシア」が100万人、「ラグーナ・フェスティバルマーケット」が220万人、「テルムマラン・ラグーナ」と「ラグーナの湯」で15万人、その他5万人の計340万人だという。

 視察見学会の当日、概要説明をしてくれたのは蒲郡海洋開発の人事・広報部長渡辺洋往(ひろお)さんで、沼津東高の卒業生でした。「ラグーナ蒲郡」についての問い合わせはインフォメーションセンター〈電0533(58)2700〉へ。(事務局)



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