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■ゆうゆうネット伊豆報告 |
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進化を続けるゆうゆうネット伊豆
総ページビュー第1位に躍進 |
平成14年4月1日にオープンし、順調にアクセスを伸ばしてきた伊豆地域観光活性化協議会の情報サイト「ゆうゆうネット伊豆」は、平成14年度に携帯電話版の開発を完了し、さらに機能強化されました。ゆうゆうネット伊豆・携帯電話版は周辺施設のナビゲーション機能に優れ、指定した現在地を基点とし、その周辺にある観光施設や飲食店を知ることができます。さらに、日帰り温泉や食べる、見る、楽しむ,泊まる、買う、今日・明日のイベントなど、「ゆうゆうネット伊豆」の豊富な観光情報は携帯版でも検索できます。
TESS研究員 (株)シード専務取締役 青山 茂氏
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総ページビューについては、昨年8月に34万ページビューを記録したのがピークでしたが、平成15年の年明けからは昨年のピーク時並のページビューを続けて記録し、特に夏休み直前から急激な伸長を見せており、7月には国土交通省の伊豆地域総合観光情報実験である「This伊豆ナビ」との連携効果も表れ、静岡新聞社が運営するポータルサイト「アットエス」でもトップの人気を誇るグルメを抜いて、56万8千ページビューを記録しました。
2002年4月
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295,837 |
5月
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252,636 |
6月
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219,706 |
7月
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320,289 |
8月
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342,131 |
9月
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236,933 |
10月
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236,708 |
11月
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257,271 |
12月
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248,336 |
2003年1月
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340,494 |
2月
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367,500 |
3月
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408,552 |
4月
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336,608 |
5月
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332,572 |
6月
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344,525 |
7月
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568,531 |
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さらに、今年度は伊豆22市町村の観光情報システムの一元化をはかります。昨年暮れから年初にかけて、「ゆうゆうネット伊豆」編集室とともに伊豆の22市町村を訪問し、「ゆうゆうネット伊豆」への要望点などを聴取した中で明らかになったことですが、現在、市町村のホームページ、観光協会のホームページ、旅館組合のホームページなど複数のwebサイトが並存しており、それぞれ別々に同じ観光情報、イベント情報を入力しているのが現状です。そうした非効率的な状況を改善し、一度の入力で各サイトに情報掲載が可能な一元化入力システムを構築します。また、「ゆうゆうネット伊豆」と提携しているホテル、旅館などの宿泊施設へ問い合わせができる機能も追加する予定です。
従来は、インターネットのヘビーユーザーは20代〜30代でしたが、ここにきて40代以上、特に60歳以上のシニア層で大きな伸びを見せています。ネットレイティングスが今年の7月に行ったインターネット利用動向調査の結果で、一番大きな伸びを示したのが60歳以上であり、月間平均利用時間において25〜29歳に続き、第2位に台頭してきました。また、12歳以下のユーザーも高い伸びを示しており、20〜30代に比べて、利用時間の短かった層が大きく伸び、ネット利用時間の年齢間格差が縮まっていることが読みとれます。
そうしたデータからも、観光市場において主要なターゲットであるシニア層はもとより、あらゆる世代にとってインターネットを通じた観光情報やユーザーの便宜に応えるサービス機能の充実が加速度的に重要になっていくことは明らかであり、「ゆうゆうネット伊豆」の弛まぬシステム進化とサービス機能強化が伊豆観光活性化の大きな鍵を握っていることは間違いありません。
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