静岡国際園芸博覧会協会の事務局から花博の概要説明を受けた後、高さ50メートルのランドマーク「きらめきタワー」に登り、建設が進む会場全体を見渡した。「きらめきタワー」は会場のほぼ中央に位置する展望塔で、花博会場はもちろん、浜名湖から遠くは太平洋をも見渡せる眺望は絶景。
会場は、西側の「ときめきゲート」をくぐると「KANSAI SUPER GARDEN」や最新の園芸産業技術を集める「花みどり未来館」花と音のシンフォニーにつつまれる「ほほえみの庭」などが観客を迎えてくれる。また、会場の中央には「いろどり運河」が流れ、これを取り囲むように「水辺の劇場」や「国際花の交流館」などが配置される。さらに東側に歩を進めると「昭和天皇と植物特別展示館」やモネの庭園を再現した「花の美術館」などが立ち並び、癒しの空間を演出する。
各展示館はまだ建設中で、草花や樹木の植栽もこれからの状態だったが、参加者からは「花が満開になったらまさに感動もの」「今から楽しみ」「今後の東部地域の観光の振興という視点からも参考になりそうだ」などといった期待を込めた声が聞かれた。
浜名湖花博は4月8日に開幕し、10月11日までの187日間に渡って開催される。世界中から6000品種、500万株が浜名湖畔に集められ、会期中は季節ごとに植え替えが行われ、四季折々の風情を楽しむことができる。
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