サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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東部選出県議団・市町村長連絡会議との合同会議 平成16年3月29日(サンフロント)
平成16年度の活動目標を承認
新運営委員長に井口氏就任、羽野氏は名誉委員長に

 

「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)の幹事・運営委員、東部選出県議団、市町村長連絡会議の合同会議が3月29日、沼津市魚町の静岡新聞社・静岡放送東部総局ビル「サンフロント」で開かれ、2007年に開催の技能五輪国際大会支援など4項目の平成16年度活動目標を承認するとともに、新運営委員長に井口賢明あさひ総合法律事務所長の就任を決めた。運営委員長の交代は9年間、運営委員長を務めた羽野久雄羽野水産社長から辞意表明されたためで、同会議は羽野氏を名誉委員長に推挙した。
合同会議では、まず羽野営委員長から平成16年度の活動目標として(1)2007年に沼津市内で開かれる技能五輪国際大会への積極的な支援(2)経済界が中心となって提案している2市3町(沼津・戸田、三島、函南、長泉、清水)の合併、富士・富士宮地域の合併の動の支援(3)ファルマバレー構想の推進(かかりつけ湯構想、井上靖文学散道づくリの実現への支援、富士宮地域フードバレー構想のバックアップ)(4)グローバル観光戦略の構築、富士山こどもの国の再活性化と東部地域の観光の振興―を提案し、賛同を得て5月の総会に諮ることになった。
合同会議には約60人が出席し、大石滋静岡聞社専務が同懇話会の活動が新年度で10年目を迎えることを報告。平成16年度目標の実現には市町村長、県議、会員の協力が不可欠として、出席者に「一層のお力添えをお願いします」とあいさつ。市町村長連絡会議会長の斎藤衛沼津市長は2007年の技能五輪について「東部地域にとって世界に名を馳せるまたとないチャンス」とし、懇話会幹事の峰田武三島商工会議所会頭もファルマバレー構想推進の重要性を指摘し、県東部の活性化策を探る活動に協力を求めた。
 そして羽野氏と交代し新運営委員長に井口あさひ総合法律事務所長の就任を承認。新旧の運営委員長からあいさつと熱海市の水谷助役から3月から始まった「熱海花の博覧会」の紹介があり、盛り上げを参会者に依頼した。
この後、東京大学大学院総合文化研究科の小林寛道教授が「新しい時代の健康と運動」と題して記念講演し、小林教授が開発したトレーニングマシンの可能性やこれからの健康づくりについて語り、「協力してファルマバレー神話をつくろう」と呼び掛けた。


主催者代表あいさつ 静岡聞社代表取締役専務 大石滋

 サンフロント21懇話会は、4月で10年目に入ります。その過程を見ますとバブル崩壊後の大変厳しい経済状況の中で活動してきましたが、夢ある東部地域の実現を目指して皆さん、大変熱心に地域のための研究や提言を続けられ、非常に高い評価をいただいております。とくに中部、西部の経済界からああいうものをつくって欲しいというお話をいただくくらい、大変評価をいただいているということです。
 さて、平成16年度ですが、4月にいよいよ伊豆市が
誕生し、来年には伊豆の国市と、大詰めを迎えた市町村合併の問題が、今年は一段と話題になりますし、また富士山ろくのファルマバレー構想も具体的な動きが見えてくるのではないかと思います。観光面では静岡空港の開港を前に、特に伊豆地区の観光客の受け入れ態勢の整備を進めることも望まれています。なかでもファルマバレー構想は産業クラスターの形成のみならず、ウエルネスとの関連でさまざまな期待が寄せられています。このあと、東京大学の小林先生を迎えてご講演をしていただくことになっておりますが、オリンピックレベルのアスリートの育成をするために先生が開発したトレーニングシステムが健康増進の面でも大変注目されております。ウエルネスという概念を具現化させていく上で私たち、大変参考になるのではと楽しみにしております。
 サンフロント21懇話会の活動を着実に進めていきますが、この目標の実現を図るためには、東部地域の市町村長の皆様、県議会議員の皆様、そして会員の皆様のご協力をいただかなければなりません。皆様のより一層のお力添えとお知恵をお願い致しまして、ごあいさつとさせていただきます。


連絡会議会長あいさつ 沼津市長 斎藤衛

 サンフロント21懇話会の皆様には日頃からお世話になっておりまして、御礼申し上げる次第です。私ども市町村も皆様方のご提案、ご示唆に助けていただけることが多かったと思います。
お話のあった市町村合併も一進一退ありますが、基本はやはり情報を公開していく。常にどの自治体にもどんどん知らせていく。そういう中で、お互いの信頼関係を持っていくことで初めて進んでいくのではないか、そんな感じを強く持っています。そういう動きを更に加速していただくためにもさらなるご尽力を賜りたいと思いま
す。2007年に技能オリンピックが開催されます。これは決して沼津市だけの問題ではございません。東部地域にとって世界的に名を馳せる、またとない素晴らしいチャンスだと思っています。是非成功させなくてはいけない。関係市町村の皆様方、サンフロントの皆様方にもご支援、ご協力を賜りたいと思う次第です。今後も貴重なご意見、ご指導賜りますよう心からお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。


懇話会代表あいさつ 三島商工会議所会頭 峯田武

 きょうは、県議の皆様方、行政の皆様方には、年度末で大変な時期にご出席していただきありがとうございます。衷心より感謝申し上げます。
 光り輝く東部地区が、まだまだいぶし銀で光っておりませんが、平成16年度を迎えますと、光が輝くことを期待しているわけです。三寒四温といいますか、これが繰り返しますと本当に暖かい日差しが差してくるものと期待しているわけであります。
サンフロント21懇話会につきましては、今年度の活動も先程ご案内がありましたように、ほとんどの活動には相談に乗っていただいております。特にウエルネス健康について、伊豆地区分科会をはじめとして伊豆の活性化を議論していただき、大詰めを迎えております市町村合併についても私たち経済団体が進めております枠組みに、だんだん入ってきたのかなと感じが致します。また東部地域の分科会で地域の発展に関わるものづくり、人づくりの原点、まちづくりを模索している訳ですが、富士地区の分科会も多くの皆様方にご参加いただいて、いずれも成功裏に行われおります。
 平成16年度ですが、ファルマバレー構想、これはまちづくりと連動して、地方分権の最たる活動ではないかと信じております。医工連携ということで、だんだんファルマバレー構想は具体化し、具現化してきた訳です。特にこれにつきましては全地域の共通課題であり、伊豆地域や富士山麓の観光振興等につきまして、またとない構想でございますのでよろしくご議論いただきたいと思います。東部におきましてはファルマバレー構想の中心になる施設が大変多く点在しているわけです。このような多くの施設を駆使しながらファルマバレー構想を進めますと、否応なしに地方分権の合併問題もスムーズにいくのではないかと期待しております。どうかまた平成16年度のサンフロント21懇話会の活動につきまして、よろしくご支援、ご指導いただきたいと思います。


新旧運営委員長あいさつ

羽野久雄名誉運営委員長
 運営委員長をお預かりしたのが創立総会でしたので約9年、名ばかりの運営委員長でした。毎回運営委員会を開催する度に勉強不足で新しい流れについていけるかということで、これ以上皆様の足を引っ張るような委員長を降りるべきだと考え、新年度を迎えて、代表幹事に辞表を出させていただきました。皆様方には長い間ご厚情を賜り深く感謝申し上げます。次期運営委員長には皆様よくご存じの、運営委員でいらっしゃる、素晴らしい卓見をお持ちの井口弁護士さんをご推薦を申し上げます。本当に長い間ありがとうございました。

井口賢明新運営委員長
 戸惑っているところです。羽野さんに、9年にわたり大変素晴らしい手腕を発揮していただき、その後を受けるわけですが、私にはとてもそんな能力はございません。羽野さんからどうしてもと言うことで、「後任の優秀な人を捜すいとまがないんで、とにかくお前3年やれ」ということであります。何もできませんが一生懸命やるしかないなという感じでおりますので、どうかよろしくお願いいたします。



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