サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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第10回東部地区分科会 平成16年10月25日(みしまプラザホテル)
「動き出したファルマバレー構想〜高度知識産業の始まり〜」
テーマに基調講演とパネル討論

「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は0月25日、三島市のみしまプラザホテルで、第0回東部地区分科会を開いた。「動き出したファルマバレー構想〜高度知識産業の始まり〜」をテーマに、慶応大学経営大学院の矢作恒雄教授の基調講演とパネルディスカッションが行なわれ、構想の現状や課題、推進策について熱心な討議が行なわれた。


基調講演とパネル討論

 主催者を代表して大石滋静岡新聞社専務が「ファルマバレー構想は医療、医薬品関係だけでなく、健康増進、観光など幅広い分野にまで波及効果を及ぼし、今後の地域経済を支えていく可能性を持っている。議論がビジネスなどの参考になり、地域経済の活性化につながることを期待します」とあいさつ。続いて岡野代表幹事が「ファルマバレー構想をさらに強化したい。有意義な議論をし、懇話会が新たな魅力ある情報発信基地となるように努めたい」と述べた。また地元を代表して小池政臣三島市長は「ファルマバレー構想は東部のこれからの発展のキーポイント。構想実現には、まず新幹線三島駅北口の整備だ」と北口整備の状況を紹介し、「計画されている多機能ビルにはファルマバルー関連の事業所、産業クラスターも入っていただきたい」と積極的な参加を求めた。「産業クラスターとファルマバレー構想」と題して基調講演をした慶応大学経営大学院の矢作恒雄教授は、産業クラスターの特徴を挙げながら、「産業クラスター形成を目指すファルマバレー構想だが、具体的な成果が見えない。実行体制の見直しが必要」と間題提起し、これを受けたパネルディスカッションでは、ファルマバレー構想やベンチャービジネスのあり方などに突っ込んだ議論を展開した。


主催者代表あいさつ 静岡新聞社代表取締役専務  大石 滋

 本日の東部地区分科会は、ファルマバレー構想にスポットをあてて産業クラスターの形成、静岡型リサーチパークなどについて考えてみたいと思っています。基調講演は慶応義塾大学の矢作恒雄教授にお願いしました。矢作教授は10月初旬、沼津商工会議所設立80周年記念視察団に同行してアメリカ西海岸を訪れ、ベンチャー企業やインキュベーションセンター、スタンフォード大学などを視察されました。タイムリーに産業クラスターの先進地アメリカのホットな情報もうかがうことが出来るのではないかと期待しています。
 ファルマバレー構想は医療、医薬品関係だけでなく、健康増進、観光など幅広い分野にまで波及効果を及ぼし、今後の地域経済を支えていく可能性を持った構想です。本日の議論が皆さんのビジネス等に大いに参考になり、地域の活性化につながることを期待しております。


懇話会代表あいさつ スルガ銀行社長 岡野光喜

 サンフロント2懇話会は、ちょうど0周年になります。日ごろ皆様方にはサンフロントを通じて東部の発展にご支援を賜っていますことを改めて御礼申し上げます。10周年の事業としてホームぺージを開設いたしました。まだまだ内容を充実していかなければならないと思います。ラジオイーストの番組の中に会員の皆様方の紹介コーナーを設けました。評判も上々ですのでこれをさらに続けていきたいと思っています。そして2007年に沼津で開催される技能五輪の国の準備委員会が先週発足し、私も委員の一人として参加させていただきましたが、2007年は時間があるようでないなと感じています。技能五輪では技能を高めていかないと開催国として金メダルをたくさんとれないのではないかと一抹の不安を感じています。ものづくりの静岡県として2世紀のものづくりの発信基地となるようにやって行きたいと思っています。またファルマバレー構想もさらに強化していきたいと思っています。
本日はアメリカの視察旅行からお帰りになりました慶応義塾大学の矢作教授にお願いして「産業クラスターとファルマバレー構想」ということで講演を賜り、その後パネルディスカッションを行います。有意義な議論をしていただきたいと思います。サンフロント2が東部の魅力ある情報発信基地になるように、さらに努めていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


開催地代表あいさつ 三島市長 小池政臣

 東部地区分科会が大変多くの皆様方がご参集のもとに盛大に開催されますこと、おめでとうございます。またわが町三島で開催していただき、ありがたく思っています。サンフロント2懇話会はこの0年、この地域のためにご貢献いただき、心から感謝申し上げます。とくに今日は「動き出したファルマバレー構想」という題で討議していただきますが、東部のこれからの発展のキーポイントはこれだと、私どもも認識しております。
 構想実現には、まず新幹線三島駅北口の整備だということで平成7年度いっぱいで整備を完了したいと考えています。広さが南口の倍、万700平方メートルになり、スムーズな交通のため自家用車、バス、タクシーゾーンを別々にしていこうと考えています。その隣には日大の大学院大学が入った多機能型の多目的ビルが平成8年4月から建設に入る予定ということです。私どもがとくに願っているのはその中にファルマバレーセンターを入れていただきたいことです。同時にこのクラスターというものもそこのビルに入っていただければありがたいなと考えています。これはファルマバレー構想が現実のものとして東部に花咲いていく大きなきっかけになるだろうと考えておりまして、この多機能型ビルの成功を私は何としてもやり遂げたいと、日大さんにお願いしたいと考えています。その隣には、増進会Z会の多機能型ビルが出来るわけで、2、3年後には、2つの大きな高度機能を持つビルが北口に出現いたします。これがファルマバレー構想に勢いをつけるのではないかと私は考えており、ますますファルマバレー構想の実現のために皆様方のご貢献をいただきますようにお願いいたします。



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