本日はサンフロント21懇話会の全体会に、このように多くの皆様方にご参加いただきまして誠に有難うございます。
懇話会も早いものでスタートして0年たちました。よく言われるように0年一昔、あるいは0年一節といわれますが、振り返ってみますと0年間、確かにいろいろな意味においてこのサンフロント2の活動は、当初の趣旨を十分に発揮して、いまや東部においてはなくてはならない存在、組織ではないかと自負しております。皆様には日頃大変ご協力いただいております。改めて御礼申し上げます。
最近、ちょっと心配しているのですが、いままでは景気を引っ張ってきた設備投資と輸出がややかげり気味ではないかと言われま
す。これから景気を引っ張るのは個人消費ではないかと言われますが、個人消費も今回のような地震とかありますと、なかなか先行き不透明ということで財布のひもが固くなってきている。これも心配な傾向です。
先月、三島市で「動き出したファルマバレー構想」というテーマで東部地区分科会を開催しましたところ、大変な熱気が感じられまして、大変成功だったのではないかと思います。東部地区が活性化するという意味ではファルマバレー構想などを核にしてやっていかなければならないと言うことです。
ところで、従来どちらかといいますと分科会なり全体会なりでは、東部の活性化とか、やや地域に偏ったところがあったかもしれませんが、今回は「日本をとりまく国際情勢の緊迫〜中東、イラク情勢を中心に」というテーマで岡本さんに講演していただくわけです。
目を世界に向けるということは大変重要なことではないかと思います。岡本さんは、外交評論家となっていますが、外務省で実務をやっておられた。そういう実績の上に立っての評論でありますから、そういう意味では大変貴重なご意見をお持ちでありますし、今年の3月まで総理の補佐官も務めていらっしゃいました。果たしてこれからどんな情勢になっていくか。特にイラクを中心に世界がどういう方向に向かっていくか。とくにブッシュ米大統領の再選ということがありますし、その辺を踏まえてお話を聞けたらと思います
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