サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
トップ 最新情報 政策提言 活動内容 サンフロント21懇話会とは 飛躍 風は東から

活動内容
平成17年の活動方針

活動報告
平成24年度
平成23年度
平成22年度
平成21年度
平成20年度
平成19年度
平成18年度
平成17年度
平成16年度
平成15年度
平成14年度
平成13年度
第11回東部地区分科会 平成17年7月8日(沼津キャッスルホテル)
「技能五輪国際大会とファルマバレー構想
〜ヘルシンキ大会の視察を終えて〜」をテーマに視察報告とパネル討論 

 

 「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は7月8日、沼津市内のホテルで第回東部地区分科会「技能五輪国際大会とファルマバレー構想〜ヘルシンキ大会の視察を終えて〜」を開き、視察に参加した懇話会メンバーがパネル討論の形で、視察を参考にしながら2007年に同市で開催される第39回技能五輪国際大会の運営、跡地利用などについて討議した。懇話会メンバーを中心に技能五輪に関心のある人たち約20000人が参加し、パネル討論では、若者がものづくリの大切さを理解し、次世代にインパクトを与える大会に−などの提言が行われた。
分科会では、大石滋静岡新聞社専務が「技能五輪国際大会とファルマバレー構想は、東部地域の発展の起爆剤になり地域経済を支える可能性を持った構想。きょうの議論を運営などの参考にしていただきたい」と呼び掛け、大橋徳治同市助役は、技能五輪の沼津市推進協議会を発足させたことを報告、「いよいよ2年後に迫った沼津大会の成功に向けて気を引き締めて取り組んで行きたい」とあいさつした。
 この後、同懇話会の井口賢明運営委員長がヘルシンキ技能五輪国際大会の視察報告を行い、ヘルシンキ大会は「ボランティアが大勢参加し、それぞれ練りに練ったシステムが出来上がっている感じがした。2年後に行われる沼津大会は、沼津市民一丸となって取り組まなければならないと感じた」と指摘した。
 引続いて、静岡放送東部総局報道部の増田剛記者が「技能五輪国際大会映像報告」として、視察に同行取材し撮影したヘルシンキ国際大会やサイエンスパーク視察の模様を映像で詳しく報告した。
 この2つの報告を踏まえ、「技能五輪国際大会とファルマバレー構想〜ヘルシンキ大会の視察を終えて〜」と題したパネル討論に移り、矢作恒雄慶応大学経営大学院教授をコーディネーターに、土居弘幸県理事健康福祉部技監ら3人がパネリストとして参加し、沼津大会の運営などをめぐり、多くの提言を行った。

 


主催者代表あいさつ 静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

今年も半年が過ぎ、イラク情勢が少し落ち着いてきたかなと思った途端、きのう、ロンドンで大きな地下鉄の爆破テロが起きました。全く関係のない人たちを巻き込むテロにはただ憤りを覚えます。県内では昨日告示された知事選挙が、現職と新人の一騎打ちとなりました。
 おかげさまでサンフロント2懇話会は年目を迎え、新たなスタートを切ることができました。今年度の活動目標として技能五輪国際大会への積極的支援、ファルマバレー構想の推進など4点を掲げています。この目標を達成するために5月末にサンフロントの9名の有志の方々がフィンランドのヘルシンキで開催された技能五輪大会を視察しました。そしてファルマバレー構想の参考にということで、先進国であるデンマークとスエーデンに足を伸ばしてこられました。
 ハードな日程をこなし、夜まで議論を交わし、大変な盛り上がりだったと報告を受けております。技能五輪に焦点を当てて、大会の運営、リサーチパークの実現などについて考えてみたいというのが今日の趣旨です。井口運営委員長さんの視察報告、同行取材の増田記者の報告、そしてパネルディスカッションを予定しています。パネリストの4名の方には、視察を踏まえて、それぞれのお立場から貴重なご意見が伺えるものと楽しみにしております。
 ものづくり静岡の再構築のきっかけとなる技能五輪国際大会と、医から食、健康増進、観光と幅広い分野に波及しますファルマバレー構想は、東部地域の発展の起爆剤となり、今後、地域経済を支えていく可能性を持った構想です。きょうのシンポジウムを通じて技能五輪の運営のあり方や皆さんのビジネスなどに大いに参考にしていただければ幸いです。


開催地代表あいさつ 沼津市助役 大橋徳治

 技能五輪国際大会ですが、私ども沼津市からもヘルシンキ大会には市長をはじめ、担当部局の職員ら数名を現地に派遣しまして、開催状況をつぶさに視察してまいりました。市長からもヘルシンキ大会は大変活気溢れるものであったと聞いております。
沼津市としても、いよいよ2年後に迫ってまいりました沼津の大会の成功に向けて気を引き締めて取り組んで行きたいと、思いを新たにしているところです。
 7月1日に技能五輪の沼津市推進協議会を発足しました。産学官、そして市民も含め地域一体として取り組んでいく試みをしていくことにしております。また、会場になる門池地区ですが、東名のインターチェンジ、国道1号、246号などの道路が交錯する交通の要衝です。ファルマバレー構想の推進をしていく上でも、新しい地域振興機能を導入していくうえでも、大変有効なエリアになるんではないかと期待しております。
サンフロント2懇話会の皆様方には、技能五輪の沼津市推進協議会の会員としてご参加いただいております。市としても大変心強く感じているところです。技能五輪国際大会の成功と、これを契機として東部地域がさらに発展して参りますように、今後とも皆様方のご支援とご協力をお願い致します。



▲ページトップ
入会案内お問い合わせ事務局案内リンク Copyright(c) SUNFRONT21.ALL RIGHTS RESERVED.