サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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第11回伊豆地区分科会 平成17年10月14日(大仁ホテル)
新市誕生を記念し伊豆の国市で開催
「伊豆周遊観光の課題
〜コミュータ空港の可能性を探る〜」をテーマに

 

 サンフロント2懇話会(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)の第回伊豆地区分科会が0月4日、伊豆の国市の大仁ホテルで開かれた。4年後の静岡空港の開港をにらみ、新しい伊豆へのアクセスとして地元で期待され始めている小型飛行機を使ったコミュータ航空の可能性を探ろうと、「伊豆周遊観光の課題〜コミュータ空港の可能性を探る〜」をテーマに開いた。会場は約230人の出席者で満席となり、関心の高さを示した。
今回の伊豆分科会は、4月に3町の合併で伊豆の国市が誕生したのを記念して開催されたもので、あいさつに立った大石滋静岡新聞社専務は「コミュータ空港があれば、4年後に開港する静岡空港やほかの国内空港から観光客が誘致できるばかリか、電車で訪れ、小型機で別の観光地に向かう新しい観光形態が生まれる可能性もある」とあいさつ。懇話会を代表して峰田武三島市観光協会長も「コミュー夕空港が現実になれば人の流れが多くなリ、観光発展につながる」と語った。望月良和伊豆の国市長は「コミュータ空港は大きくこれから伊豆半島を変えていく一つの材料になると思っている」と実現に向けた協力を呼びかけた。

 このあと、「コミュータ空港の現状と課題」と題して井上高一日本航空協会参与・全国地域航空システム推進協議会事務局長が基調講演し、地方の空港が観光振興のほか、防災拠点ともなることなどを挙げ、コミュータ空港の実現には「地元の熱意と工夫が大切」と指摘した。
井上氏の基調講演を受けて、坂本光司静岡文化芸術大学大学院教授をコーディネーターに望月伊豆の国市長、谷和実静岡県空港部長ら4人の論客が参加してパネルディスカッションに移った。「伊豆の現状とコミュータ空港構想の可能性」を探る討議に、会場からも活発な意見が出され、参加者はコミュータ空港の実現に向け力を合わせていくことを誓っていた。

主催者代表あいさつ 静岡新聞社代表取締役専務 大石滋

 ここ数年あらゆる産業、特に経済界で企業の仕組みなどに、アメリカナイズされた考え方がどんどん進んできています。あしたを全く予想できない時代になってきた事を実感します。
 サンフロント21懇話会は、今年11年目に入り、新たなスタートを切っています。4月に大仁、伊豆長岡、韮山の3町が合併して伊豆の国市が誕生しました。今回は合併を記念し伊豆分科会をこの伊豆の国市で開催することになりました。
 さて、県民待望であります静岡空港が4年後には開港する予定です。伊豆に発着する飛行機があったら静岡空港や他の国内空港から直接観光客が誘致できるばかりか、関東地方や他の地方からも観光に訪れ、小型機で別の観光地に向かう新しい観光形態が生まれる可能性があります。いま現在は夢のような話ですが、これが現実化することを願い、今回の伊豆地区分科会では、このコミュータ空港をテーマにさせて頂きました。
今日の議論を通じまして観光をメーンにした伊豆地区の産業の振興に少しでも寄与できればとの願いを込めまして、私の挨拶に代えさせていただきます。ものと楽しみにしております。
 ものづくり静岡の再構築のきっかけとなる技能五輪国際大会と、医から食、健康増進、観光と幅広い分野に波及しますファルマバレー構想は、東部地域の発展の起爆剤となり、今後、地域経済を支えていく可能性を持った構想です。きょうのシンポジウムを通じて技能五輪の運営のあり方や皆さんのビジネスなどに大いに参考にしていただければ幸いです。


懇話会代表あいさつ   幹事、三島市観光協会会長 峰田武

 今日は各地からこのように多くの方たちにお集まりいただきまして、主催者として感謝すると共に、ご協力に対し重ねて御礼申しあげます。
 今回はコミュータ空港をテーマに取り上げました。ご案内のように外国では小型飛行機が足代わりに使われています。日本でも都市間路線と離島路線、これを利用する旅客は、この0年間で約4倍。都市間路線に限れば、この0年間で6倍と大幅に増加していると統計数字に出ております。
夢のような話ですが、やはりコミュータ空港を夢でなくて現実にしていただければ幸いで、伊豆がもっともっと拓けるわけです。伊豆の中心産業である観光産業が進展しますと同時に地域振興にもつながります。
伊豆の道路事情、皆さんご案内のようにどうにもこうにもならないという状
態になっているわけです。どういう風に伊豆の観光を打開していくか。とるべき道は、やはりこのコミュータ空港の開設によって速く、近くなるということです。サンフロント2も、これまで各種の提言をしており、またその提言が実現しています。このコミュータ空港も是非、これから提言をし、実行に結びつくような成功を期待しています。


開催地代表あいさつ  伊豆の国市市長  望月良和

 サンフロント2懇話会が発足して年目ということで、いろいろなご提言をいただいて、それが一つずつ地域の力として、いろんな意味でいろいろな行動を取ってきたと思います。私どもの合併もそうでした。サンフロント2の積極的な呼び掛けによって促進されました。
 ご承知の通り伊豆半島の観光は、昭和63年をピークに年々下降気味になり、7300万人強を数えた観光客の入り込みも平成6年度は4200万人になりました。いろいろ反省をしなければならないことがたくさんあるわけです。
 きょうご出席いただいている皆さん方にも伊豆の関係の皆さんが多いので、まず自分たちが変わるという意識を持っていかないといけないと思います。伊豆にコミュータ空港を作るという問題につきましても、これが大きくこれから伊豆半島を変えていく一つの材料になると、私どもは思っているところです。皆様方の後押しをいただいて、この伊豆半島の一人間としてがんばりたいと思います。今日は有意義なサンフロント2の伊豆分科会になることを心からご祈念申し上げて、ご挨拶にさせていただきます。



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