サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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第11回富士地区分科会 平成18年2月8日(フジロイアルプラザホテル)
富士市の合併40周年を前に
「新たな都市へ向けて」テーマにこれからのまちづくりを討論

 

 「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)は2月8日、富士市水戸島のフジロイアルプラザホテルで会員ら180人が参加して第11回富士地区分科会を開いた。
 2市1町の合併で誕生した富士市が今年11月に市制40周年を迎えるため、「新たな都市へ向けて〜新市合併40年を前に」をテーマに、木村尚三郎静岡文化芸術大学長の基調講演「都市の魅力〜21世紀のまちづくリ」と、パネル討論が行われ、富士市の将来像やこれからのまちづくりのあり方、同市が導入を目指している新交通システム・DMV(デュアル・モード・ビークル)、多目的展示施設の可能性などを探った。
 分科会では、まず大石滋静岡新聞社専務があいさつに立ち、「富士地区には沈滞ムードを吹き飛ばす話題が最近あります」とDMV導入などを取り上げ40周年に向けてのテーマ紹介した。続いて懇話会幹事の斉藤公紀日本製紙グループ本社特別顧問は景気について「雰囲気が春めいてきた。是非、いい傾向へ、この地域もさらに力づける方向に」と述べ、地元を代表してあいさつに立った鈴木尚富士市長は、「40周年の節目の年に富士地域が進むべき都市像を考えると新交通システムの導入はどうしてもやらなければいけない」とDMV導入の必要性を強調した。
 基調講演の木村学長は「美しさ、おしゃれ感覚、動きのある感覚、そして安心の感覚の3つが新しいまちづくり、新しい都市の魅力にとって大事だ」と指摘。パネル討論では、中山勝企業経営研究所産業経済部長が進行役を務め、久能泰弘富士フォーラム代表、高木敦子アムズ環境デザイン研究所代表、野田正治ナウ環境計画研究所代表が富士市のDMV構想の説明を挟んで意見交換を述べ合った。

主催者代表あいさつ 静岡新聞社代表取締役専務 大石 滋

 サンフロント21懇話会は、11年目に入りました。富士地区分科会も11回目です。富士市は、旧吉原市、旧富士市、そして旧鷹岡町が合併して誕生してこの秋で40周年と伺っています。富士市は、人口が今でもわずかずつでも伸びていますが、基幹産業の落込みなどで経済力は少し低下気味というのが実情とお聞きしています。しかしながら沈滞ムードを吹き飛ばす話題が最近あります。ご存知のように魅力ある都市を目指して道路と鉄路の両方を走ることが出来る新交通システムDMV=デュアル・モード・ビークルの導入と新幹線新富士駅前に多目的展示施設の建設が計画されています。こうした視点を踏まえまして分科会のテーマは「新たな都市へ向けて」とさせていただきました。基調講演にはご存知、静岡文化芸術大学の木村尚三郎先生をお迎えし、パネルディスカッションでは、これからの富士地区にとっての方向性やあり方などを伺えるものと期待しています。


懇話会代表あいさつ (株)日本製紙グループ本社 特別顧問 齊藤 公紀

 サンフロント21懇話会も11年目ということで新しい節目に入って、さらに県東部からいろいろな発信をして構想を具現化していかなければならないと思っています。来年は沼津市において技能五輪という大きな計画があります。是非、大きな花を咲かせることが出来ればと思っています。県東部ではウエルネスパークの展開とか、富士宮のフードバレー構想などが花開いていきそうな雰囲気も持っております。私ども富士表の人間として、この地域がさらに発展するにはどうしたらいいのか、是非皆さんのお力、ご発言をお待ちしております。富士山のもとで大いなる存在感を示していけたらいいなと思っています。景気状況は、株価も上昇し、雰囲気が春めいてきたかなと思います。是非、いい傾向へ、この地域をさらに力づけていけたらと思っています。今回は富士川町からも参加していただいており、富士山や富士川を中心としていろいろなテーマを、ともに手を携えてこの地域の発展に貢献していければと思います。


開催地代表あいさつ 富士市長 鈴木 尚

 富士市、また周辺の富士地域におきましては、これから2市2町の合併を議論していきましょうというような状況になってまいりました。その中で私は、この1月から市長2期目の担当をさせていただくことになりました。この4年、富士市の工業製品出荷高が激減している中で、工業都市として富士市がもう一度従来の勢いを取り戻さなければいけないということからさまざまな見直しを進めてまいりました。元気ある町、安心、安全な町ということを考えますと、いろいろな整備をしていかなければならないと思っています。富士市は今年、新市40周年を迎える節目の年です。そうした時に今後の富士地域が進むべき都市像を検証して参りますと、新交通システム、DMV=デュアル・モード・ビークルの導入はどうしてもやらなければいけない。将来のために可能性を持ち、従来からの課題でありました新幹線新富士駅と在来線を結ぶ、今ある富士市の財産を上手く活用して新しい交通システム、公共交通の基軸を構成するということは大変大事なことであり、重要な課題です。それに合わせて新富士駅北側に計画しております多目的施設もこれからの富士市のために必要な施策と考えているところです。
 そうした時に、この富士地区分科会は大変時宜を得た取り組みで、都市のあり方、今後のことをお話いただくことを、大変ありがたく、感謝申しあげる次第です。



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