サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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活動内容
平成20年度の活動方針

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平成21年新年のご挨拶
平成21年新年のご挨拶

 

静岡新聞社 静岡放送社長 松井 純

静岡新聞社 静岡放送社長 松井 純
 旧年中はサンフロント21懇話会の活動に多大なるご支援を賜り、まことにありがとうございました。
 昨年は9月1日に福田首相が突然、辞任表明。そして麻生新内閣が誕生したわけですが、米国のサブプライムローン問題から派生した、世界同時不況の大波が押し寄せ、100年に1度とまで言われる大不況に陥っています。原油高による混乱が収まる間もなく、円高、株安基調が続き、日本企業の経営を揺るがす事態となり、非正規社員の解雇など社会的な問題にまで発展しております。与野党を問わず、今まさにわが国の政治の行方が問われる時です。海外に目を移すと、米国で初の黒人大統領となるバラク・オバマ氏が訴えた「CHANGE」が日米関係にとってどのような影響をもたらすのかも目が離せません。
 県東部地区では一昨年の技能五輪に続き、昨年は「ロボカップジャパンオープン」が沼津市で開催され、「ものづくりの町」として国内外に情報発信できました。
 また、今年は「富士山静岡空港」開港の記念すべき年です。開港に伴う空港の利活用や東部地域の活性化につなげるためにもサンフロント21懇話会として積極的にかかわり、提言も行ってまいります。
 会員各位のご支援、ご協力をお願いするとともに、皆様にとって新しい年が素晴らしい1年でありますように祈念致します。

代表幹事 スルガ銀行社長 岡野 光喜

代表幹事 スルガ銀行社長 岡野 光喜


 新年明けましておめでとうございます。会員の皆様方には心よりお慶びを申し上げます。
 サンフロント21懇話会は昨年、7月に「道州制」をテーマに明日の都市づくりを考え、パネルディスカッションでは「多極分担型の地域構造」の必要性を議論しました。10月には「富士山静岡空港開港カウントダウンシンポジウム」と題した伊豆地区分科会を開催し、活発な議論を繰り広げました。そして今年2月には沼津市で「富士山静岡空港開港カウントダウンシンポジウム第2弾」を開催、続いて3月にはその第3弾として富士地区分科会を開催する計画です。地方空港として誕生する「富士山静岡空港」の開港を祝い、その利活用のための知恵を出し合っていきたいと思います。
 本年も静岡県東部・伊豆地区の結束と活性化に向け、時宜にかなった活動を計画し、目標を一つずつ実践していく所存でございます。
 皆様方には、これまで以上のご支援、ご協力を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

新年のご挨拶 静岡県知事 石川 嘉延

静岡県知事 石川 嘉延
 明けましておめでとうございます。
 サンフロント21懇話会の皆様には、健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 また、日ごろ本県東部地域の発展のため貴重な御意見、御提言を賜り、深く感謝申し上げます。
 昨年は、衆参のねじれを背景とした首相交代や世界規模での景気低迷等、国内外の社会経済環境が大きく変化した激動の年となりました。特に、米国の金融危機に端を発した急激な景気後退は、今や県内経済にも製造業における業績の低下や人員削減などの深刻な影響を及ぼしつつあります。
 こうした中、県では、当面の経済対策に傾注する一方、本格的に人口減少社会や地球規模の大競争時代の到来という大きな課題に対応するため、「富国有徳 創知協働」を県政の基本理念に掲げ、中長期的視点に立って「県民くらし満足度日本一」の実現に向けた新たな社会の仕組みづくりを着実に手掛けていくこととしております。
 本年は特に、経済活力の低下が危惧される中にあって地域の安定的発展を図るため、高効率化と高付加価値化による「社会経済全体の生産性向上」への取組を重視し、ファルマバレーをはじめとする新産業集積クラスターの形成強化、伊豆地域の観光・宿泊業におけるサービス付加価値の向上など、産業競争力の強化によって県民所得の拡大を図り「豊かさの維持・向上」をもたらす施策を重点的に進めます。さらに、三島市に看護学部を設置する順天堂大学への支援などにより医療・福祉人材を確保し「安心・安全社会の構築」に取り組むとともに、地域間競争で後れを取らぬよう、東部コンベンションセンターの整備など都市機能の高度化や、「国民文化祭・しずおか2009」の開催による文化の振興など「地域力の向上」にも力を注いでまいります。
 また、本年は、いよいよ富士山静岡空港が開港いたします。開港時期の遅れにより皆様に御心配をお掛けいたしましたが、開港効果を最大化するよう全力を挙げて取り組んでまいります。
 県中部、西部においてそれぞれ静岡、浜松の両政令市を核として高い自立性を持った地域づくりが始まっている現在、東部地域においても、都市的な魅力をもつ広域的な圏域の形成に向けた地域自らの主体的な取組が不可欠となっております。サンフロント21懇話会の皆様には、地域を牽引するリーダーとして県政への一層の御理解と積極的な御参画をお願いいたしますとともに、ますますの御活躍と御多幸を心からお祈り申し上げます。

新年のご挨拶 沼津市長 栗原 裕康

沼津市長 栗原 裕康
 新年あけましておめでとうございます。平成21年の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 昨年の今頃、私は沼津市内、新仲見世通りのマグロ丼屋で元旦から店を開け、人通りが少ないまちなかを淋しく眺めておりました。それが図らずも21万市民の中で最も責任ある立場に立つことになるとは、まさに感慨に耐えない次第です。日本全体が元気がなくなって来ている昨今、沼津市がかつての栄光を取り戻し、再び東部の雄として飛躍する為には市民一人ひとりのヤル気が不可欠ですが、私は基本的に以下のようなことを考えております。
 その第一は、近隣市町の合併です。箱根山からこの地域をながめますと、岳南、三島、清水、長泉、裾野、沼津の各市町はどこが境か全くわからないほど一つのかたまりとなっています。しかし、現実には行政単位が6つに分割され各々役所があり、行政に不可欠の施設がいくつも設置されています。平成の廃藩置県といわれる道州制への移行を考えると、一刻も早くそれらが全て一つになり、県並みの権限をもつ基礎的自治体、あるいはもっと広げて政令市となり、行政改革の実を上げなければなりません。
 第二は、地球温暖化の問題です。環境問題は全世界的な課題ですがその解決の為には一人ひとりの意識の向上が重要です。そこで、私は市民と協働によるエコのまち作りを選挙の時から提唱してきました。幸い沼津市には全国に先がけてゴミの分別収集を実施したという輝かしい伝統があります。低炭素社会に向けて市民一人ひとりが行動する「エコのまち沼津」を全国に発信できればと願って止みません。
 ところで、私は最近、達磨山連峰の一角にある金冠山に愛犬を連れてよく登ります。頂上からは、雄大な富士山、そして愛鷹山や箱根連山、長い海岸線に抱かれた駿河湾などが見渡せ、まさに絶景というべき大パノラマが展開しています。沼津市にはこのように私たちを感動させる豊かな自然と、先人達が営々と築いてきた長い歴史があります。年頭に当たって私は「今、この世に生かされているのだ。」という感謝の念を常に持ち、市政運営に全力を傾注しなければという思いを新たにしております。
 本年が、皆様にとってもそして沼津市にとっても素晴らしい年となりますよう、心から祈念して、新年のごあいさつといたします。




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