サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
トップ 最新情報 政策提言 活動内容 サンフロント21懇話会とは 飛躍 風は東から

活動内容
平成20年度の活動方針

活動報告
平成24年度
平成23年度
平成22年度
平成21年度
平成20年度
平成19年度
平成18年度
平成17年度
平成16年度
平成15年度
平成14年度
平成13年度
われら丑年生まれ

 米国のサブプライムローン問題に端を発した金融危機の嵐は昨年、世界経済を震撼させ、日本国内においても自動車など輸出関連産業を中心に「100年に1度」とも言われる未曾有の不況と混乱、そして試練を突きつけました。こうした中で迎えた2009年。経済専門家たちの予測を分析しても依然、トンネルの出口が見えない状況が続いています。企業の業績不振は雇用情勢の悪化となり、実体経済への影響も深刻の度合いを深めています。この逆風はしばらく止まないでしょうが、困難を乗り越えた先の明るい展望を描きつつ、地道に努力していきたいと思います。今年6月には待望の富士山静岡空港が開港し、国内だけでなくアジアをはじめとした海外との交流の機会が確実に増えます。県東部・伊豆地区にとっても観光産業はもとより、新たなビジネスの創出をももたらす絶好の機会だと確信しています。
 この1年が会員の皆様にとって希望に満ちた明るい年になりますよう祈念し、丑年生まれの方々に新年を迎えての抱負、期待を寄稿していただきました。

 

(株)東平商会 代表取締役会長 山本 英一
(株)東平商会 代表取締役会長 山本 英一
大正14年7月16日生まれ

 新年おめでとうございます。
 新しい年を迎えて、大変の幕開けというのが実感です。この危機を乗り越えるために、懇話会会員として行動すべき共通のマニフェストを考えてみました。
 BRIC'S諸国の台頭著しく、日本経済は海外貿易に強く依存しているだけに、国際競争に打ち勝つ体質を再構築しない限り、日本経済を支える企業の海外移転が加速するだけでないだろうか。明治維新以来築き上げてきた日本の国家の仕組は日本経済の高度成長をもたらしたが、近年来その仕組が阻害要因になった。政府はおくればせながら道州制の導入による地方への権限移譲、官僚主導の政治体制の改革、省庁への縮小、再編成、衆参両院の議員定数の削減など、生き残りのための手を打ち始めた。
 しかし私達の東部地域は下から盛り上げる努力は無策に近い。市町の広域合併、政令指定都市化は地域エゴに阻まれて遅々として進んでいない。県の基盤整備に対する投資は中部西部に片寄っている。大学もない。特に伊豆半島の観光温泉地域に公共投資の大幅増加による経済基盤整備の促進、官業の大幅民営化、新規分野の開拓への大幅助成、官民一体となってBRIC'S地域への市場開拓、等々、以上の目標を数値化して、地域のコストダウンを計ってこそ、東部地域の国際競争力がつき、産業が育ってゆくのではないでしょうか。


 

(財)佐野美術館 館長 渡邉 妙子
(財)佐野美術館 館長 渡邉 妙子
昭和12年9月10日生まれ

 新年あけましておめでとうございます。
 年改まり、私は6回目の丑年を迎えました。私が三島の佐野美術館に奉職したのは昭和41年8月、丑年生まれの佐野隆一翁に導かれてのことでした。まもなく原の松蔭寺に参詣しましたが、そこで白隠さんは貞享2(1685)年、丑年・丑月・丑日・丑の刻のお生まれということを知りました。丑に縁があったのです。私は子供のころ、丑年生まれの「のろま」と言われていました。彫刻家高村光太郎は「牛」の詩の中で「牛はのろのろと歩く 牛は野でも山でも道でも川でも 自分の行きたいところへは まっすぐに行く」と詠います。隆一翁も白隠禅師もまさしく丑年生まれにふさわしく、自分の道をひたすら歩きつづけました。及ばずながら私も一つの道を脇目も振らずがむしゃらに歩き続けてまいりました。
 今年はゆったりと、永遠を日常に呼び戻すべく、地域との連携を深めてまいりたいと思います。


 

鹿島建設(株)静岡営業所 横浜支店次長 竹下 雅和
鹿島建設(株)静岡営業所 横浜支店次長 竹下 雅和
昭和24年1月9日生まれ

 新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えの事とお慶び申し上げます。
 さて、昨年後半から世界的な金融危機に見舞われ景気後退がいたる所で加速しております。建設業にとりましても景気の波は他の産業に比べ1年位はずれ込むものの大変厳しい現況下となっております。しかしながら、これは見方を変えればピンチをチャンスに変えられる正念場の年でもあると思われます。企業はコンプライアンス、CSR(社会的責任)が重複される時代となり安全・品質・環境・情報等社会から信頼を得る事が企業の価値を高める事でもあります。
 今年一年明るく元気に良い年でありますよう皆様のご多幸を祈念申し上げます。


 

鳥井明典法律事務所 弁護士 鳥井 明典
鳥井明典法律事務所 弁護士 鳥井 明典
昭和24年7月10日生まれ

 新年明けましておめでとうございます。
 近年の世相は「偽」「変」などの漢字に象徴されています。今年はどのような漢字で表現される一年になるのでしょうか。もしも変革が進められる年になるのであれば、人々にとって幸せをもたらす変革であって欲しいものです。
 ところで、私ども弁護士・裁判官・検察官などで構成する法曹界においても、近年、変革が著しく、画期的な制度が生まれ、また、生まれようとしています。法科大学院の創設、司法試験制度の改革、裁判員制度の発足がその主なものです。
 私は、平成12年と平成13年に、日本弁護士連合会の一員として、サンフランシスコ及びニューヨークの裁判所と大学とを訪問し、現にアメリカで行われている陪審裁判とロースクールの実情について視察をして参りました。
 その時の思いは、はたして、日本に陪審裁判は馴染むのか、また、法学部が存在している日本に法学部が存在しないアメリカで生まれたロースクールを導入して問題なく運用出来るものであろうか、との逡巡と期待が交錯するものでした。
 しかしながら、改革の波は早く、平成16年4月にロースクールが発足し、本年5月21日からは裁判員裁判が実施されようとしています。
 制度の運用が今後の課題になると考えられます。真に国民のための制度として定着することを願うとともに、会員の皆様のこの一年のご多幸を心からお祈り申し上げます。


 

(株)JTB中部 沼津支店 支店長 林田 充
(株)JTB中部 沼津支店 支店長 林田 充
昭和36年3月11日生まれ

 新年おめでとうございます。
 「変」の一字で象徴された年を乗り越え、2009年、丑の年は新たな希望を見出し、着実に成長する一年にしたい、と願っております。
 旅行会社の地域トップは、本来ご当地の皆様をより多く、より遠くへご案内することが使命なのですが、旅行の着地点としての魅力あふれる静岡東部・伊豆を預かる私のミッションは、この地へ一人でも多く、少しでも遠くから人を呼び寄せることである、と確信しています。
 静岡空港の開港延期も当地においては好機と捉え、ソウル・上海・札幌・福岡・沖縄をはじめとしたアジア・日本各地との地域交流推進と交流人口拡大に、微力ながら全力を尽くしてまいります。
 本年も、皆様からのより一層のご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。


 

株式会社イズラシ 代表取締役 堤 親朗
株式会社イズラシ 代表取締役 堤 親朗
昭和36年3月21日生まれ

 新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、昨年末より全世界を飲み込んだ大不況により、東奔西走している毎日ですが、私共自動車業界は、トヨタショックに始まり全メーカー一斉のリストラ・下方修正と、どこからも嬉しいニュース・明るい話題などが、飛び込んできません。一歩でも気を緩めると、暗黒の渦に巻き込まれ明日は我が身であるのかと、憂う一年となりそうです。
 このような大不況の本年11月に我が社は、創業70周年を迎える事になります。
 旧戸田村(沼津市)は、三方が険しい山、西に海と大変立地条件の悪い場所の中で、良くここまで頑張って頂いたと、お客様・取引メーカー・先輩方に深く感謝する次第です。
 今年は、これからも80年・100年と続く会社に発展させる為の試練が与えられておりますが、ビジネスチャンスであると前向きに考え、下を向かずに元気を出してイズラシイズムを守るよう努力する所存です。
 会員皆様のご多幸を心よりご祈念申し上げます。




▲ページトップ
入会案内お問い合わせ事務局案内リンク Copyright(c) SUNFRONT21.ALL RIGHTS RESERVED.