◆コーディネーター
影山 武司 氏 ((財)静岡総合研究機構研究部長)
◆パネリスト
宮崎 善旦 氏 ((社)富士宮市観光協会長)
石川 眞 氏 ((株)丸石製作所社長)
佐野 武男 氏 (丸富製紙(株)社長)
林田 充 氏 ((株)JTB中部沼津支店長)
富士市で3月13日開かれた「サンフロント21懇話会」富士地区分科会は、静岡県空港部利用推進室長の犬丸淳氏の最新報告、吉岡徹郎富士山静岡空港社長の基調講演に続き、パネル討論を行い、富士・富士宮地区の豊かな自然や産業集積を静岡空港開港のインパクトといかにつなげるか、パネリストが意見を交わした。
影山 6月4日の開港に向けて大きな弾みになるような議論をしていきたいと思います。私は現在富士市に住んでいますが、富士地区の空港開港に向けた具体的な動きというのがなかなか伝わってこないなという印象を持っています。富士市は工業都市として発展してきた町ですから観光都市としてのイメージを市民は持っていません。観光イメージが希薄で、観光資源も富士山を除けば脆弱という地域の中で、他の地域と同じような観光振興をやっても競争に勝てない気がします。では、何をすればいいのかというのが今日の議論としてできればいいのかなと思います。宮崎さんからお話しいただきたいと思いますが、富士地区の観光の現状と課題を含めてお願いします。
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