サンフロント21懇話会 静岡県東部地域の活性化を考える
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平成22年度の活動方針

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われら卯年生まれ

 記録的な猛暑に悩まされた2010年。国内外の政治情勢は、日中関係に象徴されるように不安定さを増し、経済は不透明な状況から抜け出せない1年でした。一方で、根岸英一・米パデュー大特別教授、鈴木章・北海道大名誉教授のノーベル化学賞受賞といった明るい話題もありました。
 今年は卯(う)年です。卯という文字には「茂る」という意味があり、草木が茂り、地面を覆うようになった状態を表しているそうです。何をしてもダメだったところに植物が芽吹き、大きく成長して大地が潤いを取り戻す。そのように縁起がいい年と言えるのです。
 戦国武将で知られる今川義元も卯年生まれです。自分の理想を思い描きながら果敢に行動し、時には立ち止まって考える柔軟さを持ち、揺るぎない領国経営を実現した有能な経営者とうたわれています。
 求心力低下に苦しむ菅政権、気になる経済は雇用の本格回復といった難題を抱える中で、年が明けました。ウサギのように俊敏に、そして成長に向けて果敢に駆け上がり、更なる飛躍の年にしたいものです。新しい年が会員の皆様にとって明るく、希望に満ちた年になるよう祈念し、卯年生まれの方々に新年を迎えての期待、抱負を寄稿していただきました。


 

時之栖
代表取締役社長 庄司 清和
時之栖
代表取締役社長 庄司 清和
昭和14年7月14日生まれ


 今年はうさぎ年ですね。
 絵本の「ピーターラビット」はロンドン生まれのビアトリクス・ポター(1866〜1943)の作品です。

 裕福で厳格な家庭に育ち、少女時代から自然を愛し、小動物の観察やスケッチに没頭しておりました。
 彼女の自然に対する情熱が、ピーターラビットの絵本シリーズの創作でした。

 時之栖にある64軒のスローハウスの内、10軒をこのピーターラビットの家に改装しております。
 この自然を愛し、動物を愛した物語を、多くの人たちの助けを借りてホテルをイメージしております。

 こんな毎日ですから、72歳などいつも忘れています。
 そのうちに終点が来るのですから、その日まで元気におります。


 

オブリック
代表取締役社長 篠原 松太郎
オブリック
代表取締役社長 篠原 松太郎
昭和26年4月23日生まれ

 新年あけましておめでとうございます。皆様方にはお健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
 さて、今年の世界情勢、日本の政治経済はどんな方向にいくのでしょうか。昨年は、為替相場は円高が進みましたが、私どもが取り扱うLPGは原産国の通告価格が12月史上最高値をつけるなど、大変厳しい経営環境でありました。エネルギー間の競争は激化してきており、家庭におけるエネルギーはプロパンや都市ガスなどのガス体エネルギーから電化に進み、そして地球温暖化における環境問題を背景に太陽光発電、さらにはエネファーム、など技術開発が進みまさに多様化してきております。今年はその競争はさらに、技術力が進み、低価格商品が出回ってくるものと思われます。それは、エネルギー以外にも同様なことが言えると思います。
 資源関係は地球の変化と、人為的なものにより高値方向に行くように思われますし、片方では低価格志向になってくるという大変厳しいものがあると思います。そういうなかで人の心のあり方、感謝の気持ち、嬉しいといった気持ちは、年を取るごとに厚みを増していきたいと考えております。今年は還暦を迎えます。時間の過ぎる早さをひしひしと感じます。過ぎ去った日々は戻りませんが、過去の経験を大切にしながら新しい年に向かっていこうと決意を新たにすることが年のはじめ正月だと思うのであります。今年もよろしくお願い申し上げます。

 

静岡県中小企業団体中央会
東部事務所所長 杉山 次郎
静岡県中小企業団体中央会
東部事務所所長 杉山 次郎
昭和26年3月14日生まれ


 新年、あけましておめでとうございます。
 それにしても、月日の過ぎることの、早いこと早いこと。昨年の正月、月めくりのカレンダーの表紙を開いた時、これを12回繰り返して1年が終わるとすれば、結構長い時間だな、と感じたことを思い出す。それがアッという間に、年が明け、新しい門松が立つ。
 釣りが唯一の道楽で、15年ほど前から小さなボートを操って海釣り三昧。それにしても釣れない。口さがない友人は「まったく釣れない漁師」と私のことを仲間に吹聴している。当たりだけに、反論はしない。ただ、海上でのんびり釣り糸を垂れ、いつか釣れるであろう大魚を待つのは、あの太公望の心境に近い、などと自分を慰めている。 
 元来、のんびり屋なので新年の抱負などといっても大層なものはない、ただ、家族、友人、知り合いが健康で事故のない日常であることが第一。それこそが、人生の大魚と信じる。
 皆様の健康と幸せを心からお祈り申し上げます。

 

米久株式会社
代表取締役社長 藤井 明
米久株式会社
代表取締役社長 藤井 明
昭和26年生まれ

 謹賀新年。新興国が勢いを増して経済を発展させる一方で、経済規模が縮小傾向にある日本は世界から取り残され始めている。また世界と日本の人口の趨勢からも、日本の今は、長い目で観ると歴史的な転換点にある。これからは、今まで築き上げてきた産業構造や社会の仕組みに安住をしたままで改革を怠れば、人も組織も事業も、そして社会も陳腐化が進むばかりで、全てが負の連鎖に変わってしまいかねない。こうした転換点にある社会環境の変化だけではなく、温暖化などの自然環境の変化や少子高齢化による市場環境の変化など、全てが事業環境として大きく変わりつつある。しかも対面する食品市場の規模は紛れもなく縮小して行く。つまり食品産業にとってもやはり歴史的な転換点に差し掛かっている。それだけに、足元をしっかりと見詰め直すと共に、転換期だからこそ次なる飛躍に向けて総力を結集し、開拓者としての決意を新たに新時代を切り拓いて行かねばならない。



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