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「キラメッセぬまづ」12年間の歩み 

沼津市都市計画部市街地整備課長・川口安和

富士地区分科会

 12年間の歩みを写真、データを使って簡単に振り返ります。昭和51年当時の沼津駅北口の写真です。国鉄改革で不要となった鉄道施設の跡地にキラメッセぬまづが建設費約10億円で整備されました。オープンは平成10年10月1日。大雨だったそうです。でも天候に左右されない大型展示施設の真価を発揮したオープングセレモニーでした。
 大勢のお客さまが入場されたイベントを少し紹介します。平成12年に開催された大相撲の巡業。キラメッセの天井の梁(はり)から屋根をつって土俵を作り、大勢のお客さんが生の取り組みを楽しまれました。次は毎年12月に開催される沼津市や近隣の農産物の品評会、即売会を行っている農林水産まつりです。これも毎年行われて大盛況のフリーマーケット。毎年1万人ぐらいのお客さまが集まります。年1、2回、多いときは3回ぐらい行われている中古車フェアは直接車が乗り入れられて展示が楽にできるため主催者の方にも好評です。
 2007年のユニバーサル技能五輪国際大会の閉会式です。5000人弱、4800人の来場者がありました。沼津市にこれほど多くの外国人が集まったのは初めてかも。キラメッセぬまづがなかったら沼津で技能五輪国際大会の開催はなかったかもしれません。平成20年のゴールデンウイークに行われたロボカップジャパンはキラメッセぬまづと市民体育館の2会場を使いました。キラメッセには約2万人が来場しました。このようにキラメッセぬまづは多種多様なイベントにご利用いただき、また多くの方々が来場しています。
 データをみていきます。稼働率はほぼ70%から80%ぐらいで推移し、年平均で約73%です。入場者は12年間の年平均で約38万人、累計ではこの1月に500万人を超えました。
 地域別利用割合は主催者の住所からみたものですが、市内が46.6%、県内が26.4%、静岡県外が27%。約半分が市内。県内、県外で残りの半分ずつになっています。
 業種別の利用割合です。家電製品の商品展示会とか輸入車・中古車フェアなどの産業展示が20.7%、絵画の展示即売とか各種バーゲンなど趣味・生活関連の展示が33.7%になっています。そのほか、先ほどのロボカップや小学生の自転車競技大会なども開催され、予防注射や税の確定申告、進学相談会、就職相談会などにも利用されています。それらをまとめると4.6%。多種多様なイベントが開催されてきました。
 収支の推移をみていきます。周りの駐車場を含めての収支です。支出が少し超過しているのはスタートの平成10年と16、17年ですが、総体的には収入の方が上回り、開設から平成21年度までの累計で約1億8千万円のプラスになっています。
 ここでの収入には表れませんが、経済効果は1億8千万円を大きく上回るものではないかと思います。





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